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記事全文を読む→巨人が3人目の外国人投手ハワードを楽天から獲ったウラ事情と他球団が「見送った」理由
楽天イーグルスを自由契約になっていたスペンサー・ハワードの巨人入りが決まった。来日1年目の昨年は9試合に登板して5勝1敗。この投手に関する評価は大きく分かれる。
「防御率2.22」の数値が示す通り、「先発投手としてしっかりとゲームを作ってくれる」という声があれば、「先発投手なのに48回2/3しか投げていない。ケガが多すぎる。77万ドル(約1億5000万円)の年俸に似合った成績ではない」とダメ出しをする関係者も少なくなかった。
「先発投手として能力の高い投手ですが、やはりケガの多さが気になりますね」(在京球団スタッフ)
このオフ、巨人はフォレスト・ウィットリー、ブライアン・マタという20代の外国人投手を獲得した。ともに前評判は高く、
「40人のロースター入りを前提に交渉していたメジャーリーグ球団もありました」(アメリカ特派記者)
「ウィットリーは右肘の手術を経て、昨年は完全復活の途中だった。マタはメジャーリーグに昇格した経験がありません。2人が息切れした時のことを考え、ハワードを獲ったのかもしれません。もしくはハワードを『投げ抹消』で使うのかもしれません」
ライバル球団のスタッフからは、そんな予想が聞かれたのだった。
「投げ抹消」とは、先発登板する日に1軍登録され、翌日には出場登録を抹消されることを指す。ハワードのケガの多さを考えれば妥当かもしれないが、一度抹消したら、ルール上では10日間は再登録できなくなる。「その程度の先発起用であれば、若手にチャンスを」となるところだが、巨人は別の見方をしていた。
「2025年6月6日の交流戦で、巨人打線はハワードに7回98球無失点に抑え込まれました。三塁ベースも踏めませんでしたね」(スポーツ紙記者)
しかし同年9月26日のオリックス戦では、不甲斐ない結果を見せてしまった。4イニング目のマウンドに立ち、1球目を投じたところで右腕と指先の違和感を訴え、そのまま降板しているのだ。巨人がハワードに興味を示し、パ・リーグ各球団が獲得を見送った理由はこのへんにありそうだ。
ハワードの故障は春先の東北の寒さによるもの、と言われた。巨人戦とオリックス戦、どちらのハワードがホンモノか。東京に本拠地が移るので「寒さ」は言い訳にできない。
(飯山満/スポーツライター)
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