スポーツ
Posted on 2025年10月31日 13:00

日本シリーズ敗退の阪神に「山川穂高の3戦連続本塁打」が影響を与える「梅野隆太郎の難しい去就」

2025年10月31日 13:00

 日本シリーズはソフトバンクの4勝1敗で幕を閉じた。敗れた阪神タイガースにはいきなり、オフの懸案事項が吹き出している。才木浩人のポスティングシステムによるメジャーリーグ挑戦や、リードオフマン・近本光司とのFA残留交渉など、各メディアは「待ってました!」と言わんばかりに一気にオフの課題を書き立ててきた。
「才木の挑戦は正式発表を待つだけでしょう。代理人事務所と契約したということは、球団が認めたのも同じこと。近本の残留交渉は『5年25億円』からのスタートとなりそうです」(在阪記者)

 しかし解決というか、決着まで時間がかかりそうなのが、今季で4年契約が満了する梅野隆太郎の去就だ。国内FA権を取得した4年前は行使せずに残留。今季は僅か52試合の出場に止まり、日本シリーズでも代打での途中出場が1回、マスクを被ったのは1-10のワンサイドとなった2試合目、最終回の1イニングだけだ。

 梅野の出場機会が激減したのは坂本誠志郎の活躍によるものだが、ソフトバンクの日本一も去就に影響していた。
「このシリーズで流れを作り、ソフトバンク打線に勢いをつけたのは山川穂高です。第2戦から3戦連続でホームランを記録し、シリーズMVPに選ばれました」(前出・在阪記者)

 なぜ山川の3戦連続アーチが、梅野の去就に影響してくるのか。藤川球児監督は自慢の投手陣が打ち込まれ、王手をかけられて臨んだ第5戦も、スタメンマスクを坂本に託したからだ。
 ソフトバンク打線に勢いをつけてしまった以上、「流れ」を変える必要がある。捕手を梅野に代える策も考えられたが、阪神首脳陣にその選択肢はなかったようだ。

 ソフトバンク関係者が言う。
「通常、スタメン出場する選手は、試合前の打撃練習で先に打ちます。第5戦の試合前、佐藤輝明らに混じって坂本も打撃練習をやっていたので、梅野のスタメンはないと分かりました」

 トラの難敵として立ちはだかった山川の第5戦は「三振、遊ゴロ、中飛、敬遠四球、左前打」。4打数1安打で、延長10回にシングルヒットを許しただけだった。3戦連続本塁打の翌日の試合なので、「坂本は山川を抑えてくれた」の評価になるそうだ。

 梅野は球団生え抜きでは、初の捕手1000試合出場を果たした功労者である。このまま控えに甘んじる考えはない。梅野との話し合いが最も時間がかかりそうである。

(飯山満/スポーツライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年10月24日 11:15

    毎月、設定した通りに投資信託が買われていく。新NISAで積み立て始めて数年、残高が増えるたびに老後の不安が少し遠のく気がする。証券会社に勧められて、パスキーも設定した。ただ、値下がりは想定していても、自分の意思と無関係に保有資産を売買される...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年10月24日 10:30

    イギリスのロンドンから帰国すると、大物俳優の自分がすっかり忘れ去られた存在になっていた――。「俺のこと、なんか言ってた?」は役所広司を主演に据えた、Netflixのオリジナルシリーズ。大物俳優が再び表舞台でスポットライトを浴びようと這い上が...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年10月24日 12:45

    またしても、玉川徹氏がやらかしてしまった。「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で「秋の抜け毛」を取り上げたパネルコーナーでのことだ。医学を信頼する立場だというコメンテーターの玉川氏は「薄毛に悩む男性は病院へ行くべき」との持論を展開し...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/27発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク