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記事全文を読む→滑落死の恐怖「日本一危険な神社」にガチで登ってみた!石段の斜度45度・ヒグマ出没・未整備山道・最後は垂直断崖絶壁を鎖1本で…
夏の登山、アウトドアシーズンが本格化する中、YouTubeなど動画配信者やインフルエンサーたちの間で「最難関の聖地」として過激なチャレンジが相次いでいる場所がある。北海道久遠郡せたな町にある「太田山神社」だ。
「日本一参拝が危険な神社」として知られるその全貌は、並大抵の覚悟では近づけない、恐るべきものだった。
この神社への参拝経験がある旅行ライターの高島昌俊氏が、過酷な現場を回想する。
「スタート直後の鳥居から真っすぐ伸びる全139段の石段ですが、その平均斜度はなんと45度。階段というよりはもはや、絶壁です。振り返って下を見た瞬間に足がすくみ、この時点で断念して引き返したいと思わせる、恐ろしい威圧感がありました。しかしこの後、事前に聞いていた『こんなのはまだ序の口だ』という、到達者経験者の話を思い知ることになります」
室町時代に創建された歴史ある神社だが、道南の渡島半島にある現地では、いつ死亡事故が起きても不思議ではない。最初の石段をクリアした先に待ち受けるのは、ほぼ未整備の鬱蒼とした獣道。地形的に落石が多く、一歩間違えれば滑落死という本物のスリルが続く。
航海安全・大漁祈願・海上交通の守護を中心に開運・厄除けなどのご利益が
高島氏が体験談を続ける。
「一帯はリアルなヒグマの生息地で、目撃情報は絶えません。さらに夏場はスズメバチやブヨが大量発生するため、熊よけ鈴や虫よけグッズが必須。全身汗ダラダラの中で虫の羽音に包まれ、もう心が折れる寸前でした。心底驚き、恐怖を感じたのは本殿の直前、崖上から垂らされている一本の鉄の鎖を見た時です。これを握り、伝って登るのは垂直の断崖絶壁。もはや参拝などという生易しいレベルではなく、ガチの命がけロッククライミングでした」
全ての難関をクリアし、岩窟に安置された本殿に辿り着いた者だけが味わえる、圧倒的な達成感と絶景。しかし高島氏は、
「下山時に同じ恐怖を再び味わうハメになります」
と苦笑いするのだった。
「ちなみに太田山神社は、航海安全や大漁祈願、海上交通の守護を中心に、開運・厄除けなどのご利益があるとされています。ただ、純粋な参拝目当てというよりも好奇心による人が多く、ユーチューバーもたびたび訪れていますね」
間違いなく動画のネタにはなるだろうが、一歩間違えればあの世行き。日本一危険という評判に偽りはなく、体力と強い精神力のない者は、決して軽い気持ちで近づかないように…。
(滝川与一)
アサ芸チョイス
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