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記事全文を読む→ドジャース・大谷翔平の「二刀流復帰」で動き出した佐々木朗希の「先発か中継ぎか抑えか」信頼性問題
「佐々木(朗希)ではなかったのか……」
ロサンゼルス・ドジャースの取材陣からは、そんな声が出ていたそうだ。日本時間8月26日のアトランタ・ブレーブス戦の先発マウンドに上がったのは、タイラー・グラスノーだった。グラスノーは5月に負傷者リスト(IL)入りし、これが復帰登板となる。
「まもなく大谷翔平が投手として復帰登板します。デーブ・ロバーツ監督は大谷の左膝が回復したこと、復帰までの投手練習のプログラムが順調に消化されていることについて話していました」(現地記者)
ドジャースはブルペン陣が不調だが、先発投手陣は安定している。トレードでMLB最強左腕タリク・スクーバルの獲得に成功し、ここにグラスノーと大谷が加われば、先発陣は「飽和状態」になってしまう。
「先発投手のうち、誰かがリリーフに回ると言われていました」(前出・現地記者)
リリーフに配置換えされるとみられていたのは佐々木だ。昨シーズン終盤、リリーフでチームに貢献した実績があるからで、不安定なブルペン陣を強化する意味でも最適だと思われていた。しかし、実際に先発ローテーションから外れることになったのは、開幕戦直後に金銭トレードで加入してきたエリック・ラウアーだった。
「彼はピギーパックの役割もこなせるから」
ロバーツ監督はラウアーを救援に配置換えした理由をそう説明していた。
昨シーズン終盤のような好リリーフは期待できないと判断
ピギーパックとは、ロングリリーフのこと。つまり、次に復帰してくる大谷は、先発をさせても短いイニングしか投げさせない。だからロングリリーフができる投手が必要だったというわけだ。
「ラウアーはここまで17試合に登板して8勝6敗。佐々木は22試合に先発して5勝5敗。2人とも防御率は4点台半ばですが、先発投手としてのチーム貢献度はラウアーが上。リリーバーとしての経験値が高いのはラウアーですが、佐々木はクローザーも務まります」(前出・現地記者)
「クローザー・佐々木」は「昨年のように」という、希望的な声なのかもしれない。
「佐々木は投球フォームを微妙に改造しており、それをまだモノにできていません。今季、好不調が激しいのはそのためと言われています」(チーム関係者)
佐々木には昨年終盤のような好リリーフは期待できないと、首脳陣は判断したようだ。
今オフ、佐々木は25歳になる。もとをただせば、佐々木のリリーフ配置換えは、先発で結果を出せていないために出たものだ。チーム状況がどう変わっても、山本由伸のように不動の先発要員になってもらいたい。
(飯山満/スポーツライター)
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