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記事全文を読む→フジテレビ「ハラスメント騒動ドラマ」を引き継いだ小池栄子主演作「ぶっちぎり惨敗」のトバッチリ悲哀
民放テレビ各局の7月期のドラマが続々とスタートする中、相変わらずの苦戦が目立つのはフジテレビだ。
4月期の火曜午後9時枠の「夫婦別姓刑事」にダブル主演した佐藤二朗と橋本愛をめぐるハラスメント騒動が、「後任作品」に飛び火した。
7月7日にスタートした小池栄子主演の「さよならノワール」は、初回の平均世帯視聴率が3.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)の惨敗だった。
テレビ朝日の同時間帯では、今田美桜主演の「クロスロード~救急救命の約束」が始まったが、こちらは7.2%。小池のドラマにダブルスコア以上の差をつけている。
ちなみに、7月9日スタートの「ラストノート」も5.0%と低調。フジテレビのドラマに30年ぶりの主演となる内田有紀と、timeleszの寺西拓人がダブル主演する恋愛ドラマだ。
テレビ局関係者が解説する。
「7月5日から各局のゴールデン・プライム帯(午後7~11時)の連ドラがスタートする中、『さよならノワール』はぶっちぎりの最下位。このドラマ撮影にあたっては、朝食代がわずか500円までしか領収書で切れないと報じられ、いかに経費を削減しているかがうかがえます。キャスト陣のモチベーションが上がるはずはありません。おまけに放送直前、同じ枠の前作のパワハラ騒動が起きた。いわく付きの枠になりそうです」
伝統の恋愛ドラマ「NG」で選択肢は「お仕事」か「青春」か…
パワハラ騒動の影響は、別のドラマの制作現場にも及んでいる。
来年1月期に予定していた月曜午後9時枠ドラマの企画が変更になったというのだ。当初は男女の恋愛模様をコミカルに描く作品を放送予定。すでに主演の男性俳優は決定済みで、ヒロイン役などのキャスティングを進めている最中だった。
脚本作りも進行していたが、佐藤と橋本のトラブルが発生したドラマの題材が「夫婦」だったため。上層部が「男女の恋愛ものをこのタイミングでやるべきではない」と判断したというのだ。まさにお笑いである。
芸能記者が嘆息する。
「長年、フジテレビの看板ドラマ枠である月9は、数々の名作ラブストーリーを放送してきました。それができないとなると、お仕事ドラマ、青春ドラマなど選択肢は限られてくる。このタイミングでフジテレビの恋愛ドラマをやらされている内田と寺西が気の毒です。今後、脚本に少なからず影響を与えるかもしれません」
このままではますます、高視聴率を期待できるドラマ制作が難しくなるだろう。
(高木光一)
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