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記事全文を読む→【ハラスメント騒動】佐藤二朗に「厳重注意」する前に「踊る」ドラマ降板通達…フジテレビの「場当たり的」危機対応
ドラマ「夫婦別姓刑事」(フジテレビ系)の撮影中、共演した橋本愛への佐藤二朗の言動をめぐり、フジテレビが依頼した外部弁護士の調査で「深刻なハラスメント」と認定されていた件が、波紋を広げている。
フジテレビは佐藤が出演予定だった映画「踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!」関連のスピンオフドラマについて、佐藤に降板を通達したという。翌日が撮影初日だったにもかかわらず、その前日に中止が決まるという、あまりにも突然すぎる対応だ。
そしてフジテレビは声明を発表。「深刻なハラスメント」という表現は使わず「男性俳優が女性俳優の顔に触れた点」自体は問題視したものではなく、演技上の制約を認識しながら発した「言葉等」が問題視され、「厳重注意」を行ったと説明した。
一方、佐藤の所属事務所フロム・ファーストプロダクションも「事実とは異なる内容や、一方当事者からの主張のみを前提として構成されている部分が含まれている」と反論する声明を出した。
「間に入って調整しきれず、双方に負担をかけた」と頭を下げるべき立場
さらに佐藤自身もXへの投稿で、報道内容について「嘘はやめて下さい」と猛反論。「最大級の注意や警戒が必要と痛感していた僕が、そんな態度を取れる訳がない」と釈明したのである。
これらわずか3日間の出来事を整理すると、フジテレビは「厳重注意」という比較的軽い社内処分にとどめながら、降板という重い措置を先に実行していたことになる。本来であれば「間に入って調整しきれず、双方に負担をかけた」と頭を下げるべき立場のはずが、強気の降板通達で、テレビ局としての信頼を失いかねない。
中居正広の一件以降、体制強化を掲げてきたはずのフジテレビだが、肝心の危機対応でこれほど場当たり的な姿勢を見せたことは結局、何も変わっていないことを裏付ける象徴的な事案だといえよう。
(野田おさむ)
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