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記事全文を読む→日本ハムに有原航平を持っていかれてもソフトバンクの戦力に問題なし「宝の山」事情
ソフトバンクから自由契約となっていた有原航平が6年ぶりに、かつてプレーした日本ハム入りを決断した。4年総額で30億円規模の大型契約で、今季の年俸5億円を大幅に上回る。
メジャー再挑戦を含めた移籍を視野に入れての自由契約であり、ソフトバンクは残留交渉を重ね、巨人も獲得レースに参戦していたが、日本ハムの熱意が実った形だ。
日本ハムの地元・北海道のマスコミ関係者が言う。
「日本ハムにとって、ソフトバンクは因縁の相手。有原は2020年にポスティングで日本ハムからレンジャーズに移籍したわけですが、2年で日本復帰を決断した。その際、日本ハムは当然、戻ってくると思って交渉していたのに、ソフトバンクにさらわれた。さらに同じような経緯で海を渡った上沢直之も、シーズン途中で夢破れて帰国したと思ったら、日本ハムのオファーを断ってソフトバンク入り。これらは『有原式FA』『上沢式FA』と揶揄されましたよね。FAで海外挑戦したならまだしも、球団がポスティングを容認してアメリカに行くことができたわけですからね。日本ハムとしては忸怩たる思いでした。今回はしてやったり、ですよ」
2年連続最多勝右腕の流出は、王者ソフトバンクにとっては大きな痛手。今オフは、阪神で活躍したデュプランティエの獲得レースでもDeNAの後塵を拝しただけに、まさかの連敗だ。
過去、数々のマネーゲームを仕掛け、戦力を充実させてきた。連続日本一、リーグ3連覇を狙うフソフトバンクには計算外となったが、
「現在の戦力を考えれば、そうでもない」
とスポーツ紙デスクは語り、次のように理由を説明するのだった。
「今のソフトバンクの戦力は、他球団から見れば宝の山ですからね。今季序盤は最下位に沈み、さすがに優勝は厳しいかと思っていましたが、終わってみればきっちりとリーグ制覇。日本シリーズでは阪神に格の違いを見せつけましたからね。どんどん若手が育っているし、無理にベテランばかりに頼る状況にはないと思いますよ。巨人は有原に年俸5億円の複数年契約を提示したといいますが、ソフトバンクも同程度でしょう。デュプランティエには2億5000万円の提示だったといわれており、本気度が違ったのでは」
6度の2ケタ勝利をマークし、2年連続最多勝の右腕が日本ハムに加われば、沢村賞投手の伊藤大海と二枚看板となる。ソフトバンクもうかうかしてはいられない。
(阿部勝彦)
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