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記事全文を読む→「明石家サンタ」消滅の代替番組「おお笑い向上委員会」生放送で復活した「シークレットカフ」問題発言隠しレバー
12月24日のフジテレビといえば、1990年から「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」がオンエアされるのが恒例だったが、今年は放送開始から35年で初めて中止となった。代わりに放送されたのが、同じく明石家さんまが司会の「さんまのお笑い向上委員会」だったが、不評の声に混じって意外な声が…。
総勢20人以上の芸人が集い、様々なトークテーマで大暴れしたのだが、生放送ということもあり、「代替番組」は収拾がつかない事態に。
その中で唯一といっていい番組の見どころが、コンプライアンスレバーというものだった。これは生放送での不用意な発言を避けるべく、あらかじめ音声をゼロにするためのカフである。カフとは、ラジオなどの出演者が放送中に、自分の手元でマイクのオン・オフを切り替えるためのレバー。手前に下げればオフとなる。
そもそも「明石家サンタ」が中止となったのは、あの「中居正広スキャンダル」に端を発したフジテレビの一連の問題で、スポンサーからの理解が得られなかったことにある。だが冒頭、さんまはあえて、
「(今回の『向上委員会スペシャル』が)『明石家サンタ』の代わりということは言っちゃだめ」
わざと口を滑らせてからレバーを下げ、再び話し出していた。さんまがしゃべっている間は、「明石家サンタ」で不幸話が合格した後にいつも流れるクリスマスソングが。スタジオの音声はゼロにしていた。「只今 問題が発生したため音声をクリスマスソングに変更中」というテロップも表示されていた。
だがこの仕掛けを多用するあまり、本当に面白いことが聞き取れず、イライラは募る。ところがこれに、懐かしさを覚える視聴者がいたという。それは1995年から2015年、SMAPが解散する前年まで毎年、クリスマスの時期に放送されていた「さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル」(日本テレビ系)での「シークレットカフ」だ。
これもさんまやSMAPメンバーが放送禁止用語や、テレビでは絶対に言えないようなことを口走る際、カフのレバーを下ろしてその間の音声を隠す、という制度が番組名物となっていた。
「明石家サンタ」の消滅によって、そしてこれまたSMAPの解散によってなくなった、かつての人気番組の仕掛けが復活するという皮肉。来年はどうなるのか。
(野田おさむ)
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