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記事全文を読む→巨人かメジャー再挑戦か…FA有原航平がもたらす「プロ野球勢力図」への影響
ソフトバンクでの3年間、先発ローテーションの中心として安定した働きを続けてきた有原航平が、このオフの移籍市場の目玉となっている。契約満了に伴い自由契約となったことで、日米すべての球団と交渉できる立場になり、動きは一気に加速した。ソフトバンクでの成績(38勝21敗)から、複数の球団が調査を進めているという。
ソフトバンクは再契約を目論み、巨人と古巣の日本ハムも触手を伸ばしているとの報道があるが、オフ恒例の「欲しい欲しい病」を発病させて力を入れているのが巨人だ。
来季は阿部慎之助監督の契約最終年。14年ぶりの日本一奪還に向け、球団は今オフを「勝負の冬」と位置づけている。菅野智之が昨オフにメジャーリーグへと渡った後、山崎伊織が11勝と奮闘したが、先発陣を引っ張る絶対的な軸は最後まで作れなかった。戸郷翔征は8勝9敗と波があり、安定感があったグリフィンは、メジャーリーグ復帰が有力視されている。
巨人は今シーズン終了後、すぐにFAとなった柳裕也や前田健太にアプローチしたものの、獲得には至らなかった。FAでは日本ハムから松本剛を獲得したものの、阿部監督が求める「ローテーションを任せられる先発投手」は依然として補強できていない。
そこに現れたのが自由契約となった有原であり、球団のニーズにピタリと合致。優先候補に急浮上したのである。提示される条件はメジャーリーグのそれと比較しても引けを取らない規模になることが予想され、阿部体制のラストイヤーに向けた強い覚悟が透けて見える。
一方で、かつて有原が所属した日本ハムもその動向を追い、獲得に向けた準備を進めている。2016年の日本一をともに戦い、在籍6年間で60勝。ポスティング移籍の際には譲渡金を残し、ソフトバンク移籍後も北海道遠征時には球団スタッフのもとへ欠かさず挨拶に訪れていたといい、関係は今も良好だ。
今オフは経験豊富な西川遥輝が戻ってきたことも、日本ハムにとってはプラス材料だ。若手中心の構成は変わらないものの、戦力のバランスを考えれば、実績のある選手が加わる効果は大きい。ただ、日本ハムの先発投手陣はすでに強力なラインナップが揃い、若手がグングン伸びている。
有原がどの球団を選択するのか、あるいはメジャーリーグ再挑戦へと向かうのか。プロ野球の勢力図に、少なからず影響を与えることになる。
(ケン高田)
アサ芸チョイス
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