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記事全文を読む→川上麻衣子代表「にゃなかタウン」が行った「猫の防災アンケート」の結果が興味深かった
熊本地震から1カ月が過ぎた。地震直後に爆発したイオンモール熊本には猫カフェがあり、25匹全てが無事に保護された。その後も13日後に、被災した家の屋根裏で飼い猫が見つかったとか、いなくなった黒猫が見つかったというニュースが流れた。
地震発生の1カ月ほど前のことになるが、女優の川上麻衣子さんが代表の一般社団法人「ねこと今日」が運営するサイト「にゃなかタウン」で、猫の防災に関するアンケートが実施され、その結果が8月中旬に発表された。
「にゃなかタウン」に登録している住猫数は1880ニャン(オーナーは1532ニャン、8月18日時点の集計)。かなりの数である。
最初の質問は災害時の猫の対応で「最も困る・困りそう」なこと(単一選択)だ。
1位 猫をすぐに捕まえてキャリーに入れられない
2位 避難所でペット同伴を断られる
3位 脱走・迷子になった場合の発見・保護
4位 避難中・避難先での猫のパニック・鳴き声
5位 長期避難時のトイレ・衛生管理
6位 フード・薬など必要物資の確保
我が家の3匹(写真)のうち1匹は、1位がもろに該当する。真ん中の「クールボーイ」という猫は抱っこできないし、揺れに驚き、怯えるだろうから、避難させようにも捕まえることが不可能。万が一、外に飛び出した場合は、3位の脱走・迷子も該当する。いちばん下の猫「そうせき」は飼い主には従順だから避難所に連れて行くことはできるが、他人がいる場所ではパニック必至、逃げ出す可能性大だ。これは4位に該当する。
次は複数回答可の「特に困難を感じるシーン」。
1位 地震直後の混乱した状況で猫を捕まえる
2位 長時間の移動・待機中のケア
3位 夜間・就寝中に発災した場合
4位 猫が複数いる場合の同時対応
5位 猫が怖がっていて触れない状態
これもクールボーイにほぼ全て、そうせきもいくつか当てはまるが、災害時に困るのはやはり、触れることができない猫。これは大きなネックである。ウチの3匹で災害時でもほとんど困らないのは、誰にでも懐くいちばん上の猫「ガトー」だけだろう。
ひとつだけ気を付けているのは「マイクロチップ」
3つ目は複数選択可の「現在の防災対策」だ。
1位 備蓄(フード・水・薬など)
2位 キャリーを常時出している
3位 迷子対策(マイクロチップ・迷子札)
4位 特に何もしていない
5位 避難先の事前確認
我が家では備蓄などはほぼやっていないが、ひとつだけ気を付けていることがある。3位の迷子対策の、マイクロチップ埋め込みだ。これもクールボーイの話になるが、2度脱走しているので2度目に戻ってきてからすぐに、その後に保護猫としてやってきたそうせきにも埋め込んでもらった。
発売されたばかりの拙書「猫のいる人生」(新潮新書)でも、マイクロチップについては詳しく触れている。懐かない猫を飼っている場合、特に災害対策としては必要な項目だと思う。
アンケートには他にも、市販ペット用防災グッズの購入・使用経験、未購入者の最大理由、専用グッズがあれば購入したいか、「これは買う」と思える機能、といった質問項目が並んでいる。
いずれも災害時の参考になる。何をどう備えるか検討したい。
(峯田淳/コラムニスト)
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