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記事全文を読む→広島・小園海斗「ゾンビたばこ」ともうひとつの「疑惑」1軍登録145日に達したその日に「2軍降格」という都合のよすぎる「FA権問題」
「このままだと、ショートとして使うことはできない」
8月18日に小園海斗の2軍調整を指示した広島・新井貴浩監督はそう説明し、期限は設けないとした。
きっかけとされるのは、8月16日の阪神戦。9回に中野拓夢の遊ゴロをファンブルし、佐藤輝明の二ゴロでは一塁へ悪送球。その裏の打席で代打を送られた。だが、守備の乱れだけでは説明しきれない「数字」がある。
それが今季の出場選手登録日数「145日」だ。NPBのFA規定では、出場選手登録が145日に達すると「1シーズン」として加算される。小園の国内FA権取得まではなお1年77日を残し、最短でも2028年シーズン中の見込みだが、今季1年分のカウントが確定したその日に、抹消が発表されたのである。
7月13日には、指定薬物エトミデートを譲渡した罪で起訴された滝口涼介被告と矢野雅哉、田村俊介、小園が同席する写真が報じられた。矢野は4日後に登録を外れたが、小園は1軍に残り続けた。球団は扱いの違いについて「集合写真だけでは、密接な関係が続いているとは判断できない」と説明したものの、「なぜ小園だけなのか」という疑問はその後もくすぶった。
そこで浮上するのが、昨オフの契約更改である。小園は2025年に首位打者と最高出塁率の二冠を獲得したが、球団で唯一、契約更改が越年した。広島での越年は前田健太以来13年ぶりで、1月の交渉は1時間超に及んだ。推定年俸は9000万円から1億5000万円になったが、交渉時間の全てが年俸の話に費やされたとは限らない。
球団は登録日数を満たすまで落とせなかったのか
NPB(日本野球機構)の野球協約は特約条項を認めており、「1軍登録145日を保証する」といった条件を盛り込む余地はある。もちろん、契約内容は当事者にしかわからない。それでも145日に達した日に2軍落ち、という事実と見事に符合する。
ここまでの打率は2割5分7厘ながら、8月は3割4分と復調。藤井彰人ヘッドコーチは登録抹消の理由を「打撃ではない」と説明している。遊撃での守備率9割8分8厘も、期限を定めない再調整を命じるほどの数字ではなかろう。
「なぜ小園だけなのか」。その答えが契約上の特約にあるとすれば、球団は145日を満たすまで小園を落とせなかったことになる。今回の再調整にゾンビたばこ事件が影響しているとすれば、今季中に1軍へ戻れない可能性はあるだろう。
(ケン高田)
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