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記事全文を読む→弱い!薬物問題を放置!そして新たな疑惑!冷え切った広島カープを象徴する「2軍戦の方が観客が多かった」笑えない指摘
7月14日のマツダスタジアム。広島は今季主催試合の入場者が100万人に達したと発表した。38試合目での到達である。だが、この日の入場者は定員3万3000人に対し、わずか1万9004人だった。
7月9日終了時点の主催試合における平均入場者数は2万6827人。2万人を割ったのは、6月16日の1万7762人に続き、今季2度目である。同じ7月の平日ナイターでも、7日は2万372人、9日は2万1205人だった。昨年は7月1日、35試合目で100万人に到達している。今季は13日遅く、主催試合では3試合遅れての大台となった。まるで上向かない成績を見れば、ファンの足が球場から遠のくのも無理はない。
そこへ重なったのが、7月13日の週刊誌報道である。羽月隆太郎元選手に指定薬物エトミデート、いわゆる「ゾンビたばこ」を譲渡したとして逮捕・起訴された滝口涼介被告と小園海斗、矢野雅哉、田村俊介が同席する写真が掲載された。
その小園が14日の試合に5番・遊撃で先発出場した。ところが、目立ったブーイングは起きなかった。ファンが冷静だったというより、そもそも批判の声が響き渡るほどの観客がいなかったのである。
小園は1回、ファビアンの先制2ラン、坂倉将吾の四球に続いて右前打を放ったが、その後は3三振。矢野は8回に代走で出場したものの、スタンドが大きく沸くことはなかった。
2カ月経っても調査結果は全く公表されず
この日、広島は4回まで4-0とリードしていた。ところが、先発の岡本駿が5回に突如として制球を乱し、一挙5失点。逆転負けを喫し、4位浮上の機会を逃した。
もはやグラウンド上でも、グラウンド外でも、悪い流れを断ち切れない。鈴木清明球団本部長は5月15日、羽月氏が医薬品医療機器法違反の罪で拘禁刑1年、執行猶予3年の有罪判決を受けると、選手への薬物調査には時間をかける意向を示した。一方で、報道陣から内容を公表するのかと問われると、「捜査機関じゃないので…」と答えている。あれから2カ月。結果はいまだ公表されていない。
その鈴木球団本部長は7月14日、報道陣の取材に対し、「週刊誌の報道にコメントすることはない」と述べるにとどめ、逃げる姿勢を示した。低迷するチームに、薬物問題が追い打ちをかける。しかもその火種を消すどころか広げているのは、選手をめぐる情報を明らかにしてこなかった球団自身ではないか。
Xでは「倉敷マスカットスタジアムの2軍戦の方が客が入っていた」との声まで上がった。この比較ほど、現在のカープに対する冷え切った空気を物語るものはない。
(ケン高田)
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