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記事全文を読む→飼っている猫3匹の食欲がない!もしかして…と思い至った「猫の夏バテ」事情
我が家の3匹の猫は朝の4時半頃に、筆者が寝ている回りをウロウロし始める。それが「腹へった」のご飯タイムの合図になっている。
8月のある日のこと。朝はウエットの缶詰と決まっているので、「アイシア」という3個1パックの1個(60グラム)を、種類を変えて日替わりで3等分して食べさせるのだが、その日は3匹とも口元を器に持っていくだけで、まったく食べようとしない。どうして……?
いちばん上の猫「ガトー」は食いしん坊で、普段はマッハの勢いでガシガシ食べる。食欲がないのかな。そういう日があるのかもしれないが、「腹へった」アピールがすごい、真ん中の猫「クールボーイ」も、ちょっとずつ時間をかけて食べる、いちばん下の「そうせき」も、食べようとしない。明らかに異常事態だ。
心配になったので、ドライのカリカリを与えてみることにした。ガトーには好物のお魚グルメ、クールボーイには銀のスプーン、そうせきにはShebaをそれぞれ。あれれ……。これまた3匹とも食べようとしない。どういうことなのか。
何か悪いものでも食べたかな、それならどこかに吐いているに違いないと思い、部屋のあちこちを見て回ったが、どこにも痕跡がない。さらに下痢をしているのではと思ってトイレをチェックしてみても、大丈夫だった。
そして、はたと思い至ったのは、3匹が夏バテになったのではないかということだった。ただ、猫が夏バテするなんて話はあまり聞かないし、話題にもなっていない。
とりあえず「猫、夏バテ」で検索してみた。すると、猫の夏バテに関するコラムなどがワンサカ出てきた。猫も夏バテするのか!
考えてみれば、当然の話だ。人間が暑さや湿気で参るのだから、毛皮を着た猫はなおさらだろう。猫はもともと暑いところが起源の動物で、暑さに強いといわれている。でもガトーは寝る場所をコロコロ変えて、涼しそうな場所を見つけて寝る。変なのはクールボーイで、冷気が届かず家中でいちばん暑い3階で横たわっていたりする。
水分補給を兼ねて「ちゅ~る」を与えるのがいいと…
猫がぐったりするのは人間と同じで、夏バテと熱中症があるそうだ。特徴的なのは、夏バテは食欲が落ちる、ごはんを食べない、嘔吐や下痢、おしっこの量が減る、など。熱中症は元気がなくなる、口呼吸する、耳や肉球が熱くなる、などの症状がある。我が家の3匹は熱中症ではなく、どちらかというと夏バテだ。

対策としては温度や湿度の管理、水分をこまめに摂るなど。テレビでなんとかのひとつ覚えのように「クーラーをつけて、水分はこまめに摂りましょう」とアナウンスしているが、それと変わらないらしい。
もっとも、言葉が話せない猫はどんな症状なのかわからないし、そうせきの場合、水を飲む時は人に見つからないようにコソコソしながらなので、水分をどれくらい摂っているかわからない。
笑ったのは冷感マットのようなグッズを使うといいという話で、猫用も売っているのだろうか。そして参考になったのは、夏バテしたら水分補給も兼ねて「ちゅ~る」がいいということ。これなら3匹ともOKだ。
そこで3匹にちゅ~るを多めにあげてみたり。そのうち何が理由かわからないけど、3匹とも通常の状態に戻ったので、そもそも深刻な状況ではなかったようだ。もしかすると単なる贅沢病か。3匹が結束して「もっとうまいメシ食わせろ」と抗議していたのかもしれない。ただし、夏バテや熱中症がわかったら即刻、病院に連れて行こうと思う。
(峯田淳/コラムニスト)
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