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記事全文を読む→【FA争奪】床田寛樹・森下暢仁・坂倉将吾「広島投打の主力」より熱視線が注がれる「オリックスの優良外国人」
ペナントレースの全日程を終了させた球団もあり、プロ野球界における関心はクライマックスシリーズやオフの補強に移り始めた。その補強の話だが、当初は国内FA権を取得した広島の坂倉将吾、床田寛樹、森下暢仁の去就が重視されていた。
「チームがグラウンド外のニュースで激震に見舞われた年。3選手とも他球団の話を聞きたいと思っているのではないか」
そんな声が各方面から聞かれたからだ。
当然、彼らがオフの主役になると予想されていたわけだが、そうではなかった。各球団が熱視線を向けているのは、オリックスのクローザーであるアンドレス・マチャドと、この3年間で全て防御率2点台の好成績を残したアンダーソン・エスピノーザである。
「両投手とも、今季で契約が満了します」(在阪記者)
マチャドはセーブ王のタイトルを有する可能性を残しており、エスピノーザは13勝タイで最多勝の初タイトルをほぼ手中に収めている。
今季の推定年俸を整理しておくと、エスピノーザは2億3000万円、マチャドは3億5000万円。森下は2億円、床田は1億8500万円、坂倉は1億4000万円だ。
「FA移籍ともなれば、5年近い複数年契約を提示しなければならないケースが出てくる。その点、先発投手でいえば、外国人のエスピノーザなら2年6億から7億円、床田なら5年12億円強の交渉スタートが予想されるので、将来的なケガのリスクも考えれば、長期契約は避けたいところ。どの球団も、まずはエスピノーザにいくでしょう」(前出・在阪記者)
「薬物疑惑」クビ選手の身辺調査でさらなる疑義が出てこなければ…
当然ながら、オリックスはエスピノーザ、マチャドの両投手を全力で慰留すると宣言しているが、「マネー戦争には参加しない」とも言い切っている。DeNA、巨人など先発投手の人員不足に泣かされた球団は、オリックスの優良外国人に魅力を感じているはずだ。
その一方で、広島ではこんな珍現象が。
「小園海斗、矢野雅哉、田村俊介、前川誠太の4選手と来季の契約を結ばない旨を通達しました。いずれも薬物問題に関係する選手ですが、身辺調査でこれ以上の疑義が出てこなければ、どこかの球団が獲得を検討するのではないでしょうか。格安で買い叩けるでしょうし。森下、床田、坂倉以上にオフの去就が注目されています」(広島メディア関係者)
書類送検された矢野と前川誠太については起訴されるかどうか次第だろうが、FA権取得選手よりも騒動の渦中にいる選手たちの去就がクローズアップされるとは……。
外国人選手の出場枠の問題で、最初から床田、森下を狙うチームもある、との予想もある。いずれにしても、広島は現有戦力が削がれていくオフになりそうだ。
(飯山満/スポーツライター)
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