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記事全文を読む→イーロン・マスクがちゃっかり「社名変更」トランプにすり寄り!「米軍の頭脳」になってガッポリ儲けたいので…
トランプ大統領との「復縁」は、商売のためなのか。イーロン・マスク氏の「迎合ぶり」がなかなかのものなのだ。
マスク氏は10月4日、自らがCEO(最高経営責任者)となっている宇宙開発企業「スペースX」のAI部門「SpaceXAI」を「SpaceXSI」に改称する意向を表明。国連総会でAIを「SI(超知能)」と呼ぶよう提唱したトランプ氏に、社名まで合わせる構えを見せた。
昨年6月にSNS上で激しく罵り合い、政府との契約打ち切りまで持ち出された両者。それが今では、ホワイトハウスのAI関連行事にマスク氏が顔を出す間柄に戻っている。
もっとも、在米メディアによると、両者は月1回程度は電話をする一方、トランプ氏が「以前ほど親密にはならない」と周囲に漏らしているという。
マスク氏の豹変を、ITジャーナリストはどうみるか。
「友情が戻ったというより、AI競争で政権を敵に回している余裕はない、という判断でしょう。AIは性能だけで勝敗が決まる商売ではありません。開発のルールも、政府への売り込みも重要。米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、マスク氏らがライバル企業に有利になりうる監督機関の設立案に反対し、トランプ氏に直接、働きかけたと報じている。仲違いしたままでは、自分の知らないところで競争の条件を決められかねないわけですから」
商品を売る側でありながら米軍が次に何を必要とするかを提言
その接近は「米軍の頭脳」をめぐる商機にもつながるという。
アメリカ軍は今年5月、スペースXなど7社のAIを機密ネットワークに導入する契約を発表していた。ITジャーナリストが続ける。
「9月30日には、米軍が将来的に必要とする技術を検討する『プロジェクト・メリディアン』の共同責任者にマスク氏が起用されるとの発表がありました。自社事業において、彼はロケットも衛星通信もAIも持っているため、軍用の通信網と、情報を分析するAIをセットで売り込める立場なんです」
しかも今回は商品を売る側でありながら、米軍が次に何を必要とするかを提言する側にも回れる。
「一般ユーザー向けのチャットサービスだけで競うのではなく、軍に欠かせない存在になることまで目論んでいると考えられます」(前出・ITジャーナリスト)
見据える市場は、社名と比べものにならないほどの価値があるのだ。
(川瀬大輔)
1977年生まれ。国内外のビジネス、スポーツ、政治、社会問題を取材するフリー記者。
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