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記事全文を読む→運動した!汗かいた!飲むのは「ポカリスエット」か「アクエリアス」か…使い分けの基準はコレだ
汗だくでコンビニに駆け込むと、ドリンクコーナーにポカリスエットとアクエリアスが並んでいる。「どっちがいいんだ」と思いながら、なんとなく手に取っている人は多いはずだ。この2本、実は成分がはっきり違う。
ポカリスエットは100ミリリットル当たり25キロカロリー、炭水化物6.2グラム、食塩相当量0.12グラム。アクエリアスは18キロカロリー、炭水化物4.6グラム、食塩相当量0.1グラムだ。カロリーと糖質はポカリスエットがアクエリアスの約1.4倍ある。塩分はほぼ同じだが、ポカリスエットの方がわずかに多い。
ポカリスエットは体液に近い組成で、汗で失ったものを丸ごと補うコンセプト。アクエリアスはカロリーを抑えつつ、スッキリ飲めるよう調整している。ポカリスエットが甘く、アクエリアスがさっぱりに感じるのは、この糖質量の差が大きい。
もうひとつ、アクエリアスにはクエン酸のほか、イソロイシン、バリン、ロイシンといったアミノ酸が入っている。ポカリスエットにはない成分だ。
使い分けの基準は、その日の汗の量と活動量を目安にしたい。炎天下での作業や1時間以上のスポーツで大量に汗をかいたなら、糖質も塩分もしっかり入っているポカリスエットが理にかなっている。
軽い運動や少し暑い日の外出程度なら、カロリーの低いアクエリアスのほうが余分な糖質を取らずに済む。「体調が悪い時はポカリスエット」「運動後はアクエリアス」とよく言われるが、根拠があるわけではなく、実態はどちらも同じスポーツドリンクである。
冷房の効いた室内や短時間の外出では水や麦茶で十分
ただ、スポーツドリンクを1日中、飲み続ける習慣には注意が必要だ。500ミリリットルを1本だけなら大きな問題にはならないが、何本も飲み続ければ糖質と塩分の過剰摂取につながる。
ポカリスエットを3本飲めば約375キロカロリー、糖質は93グラムに達する。日本高血圧学会は、三食きちんと食べていれば熱中症予防のために日常的に塩分を追加する必要はないとしており、冷房の効いた室内や短時間の外出では水や麦茶で十分だ。スポーツドリンクが本領を発揮するのは、たっぷり汗をかいた後である。
それでも脱水症状が出てしまった時は、スポーツドリンクより一段上の「経口補水液」という選択肢がある。消費者庁が病者用食品として許可した飲料で、電解質が多く体内への吸収が速い。
ただし下痢や嘔吐、熱中症など、対応している症状は製品によって異なるため、ラベルの確認が必要だ。ぐったりして自力で飲めない状態なら無理に飲ませようとせず、救急車を呼ばなければならない。
なお、二日酔いの朝にスポーツドリンクを飲む人がいるが、アルコールの分解を速める効果はない。水分補給にはなるが、それ以上の期待はしない方がいいだろう。
コンビニでどちらを買うか迷ったら、その日の汗の量を思い出してほしい。炎天下で体を動かしたのか、軽く汗ばんだ程度なのか。それが、ポカリかアクエリかを選ぶ目安になる。
(ケン高田)
アサ芸チョイス
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