秋風が心地よく吹き抜け、家飲みが一段と楽しくなる10月。仕事終わりの晩酌や週末のリラックスタイムに「いつもとはひと味違う、極上の酒の肴を楽しみたい」と思ったらどうするか。もちろん酒場へ繰り出すのも悪くないが、自宅のキッチンで手軽にプロ顔負け...
記事全文を読む→あのちゃんが夢中で集める「ボンドロ」に博多大吉が予言した「50代のオッサンが知り出したらブームは終わり」ホントか!?
先日、ある商業施設に行ったら、ファンシーショップにとんでもない人だかりができていた。小学生くらいの女の子と、そのお母さんらしき軍団が、新書くらいの大きさのシートをこぞって手に取っている。「なんだなんだ?」と興味本位で見ていたら、どうやらそれが今、子供たちの間で大人気の「ボンボンドロップシール」だということがわかった。
「なんだそれ? ウィスキーの入ったチョコか!?」と思ったおじさんに簡単に説明すると、「ボンボンドロップシール」(通称:ボンドロ)というのは、つやつやした見た目のぷっくりと立体感のあるシールのことだ。折からの「平成女児ブーム」の一環として、お母さん世代を含む「かつての女の子」の間で人気が再燃。と同時に、その子供世代にもブームが波及し、常に品薄状態なんだとか。
今も昔も子供たちは自分のシール帳にお気に入りのシールをファイルし、友達とコレクションを見せ合いながら、時にはトレードして遊ぶのだが、とりわけこの「ボンボンドロップシール」は人気が高く、交換の際には高いレートがつくそうだ。
つまり「このボンドロ1枚と交換するなら、その平べったいシール3枚かな」などいうやりとりを子供たちがしているのだ。かつて自分たちがやってた「キン肉マン消しゴム」や「ビックリマンチョコシール」と同じだと思えばいい。
先日の「あさイチ」(NHK総合)でも、このシールが取り上げられ、「ボンドロ」(NHKだから商品名は出ていないが)を持っていないと、子供たちが遊びの輪から仲間はずれにされることが問題になっていた。
いやいやこんなこと、私たちが子供の頃にはいくらでもあった。「あいつ、○○持ってないから一緒に遊ぶのやめようぜ」なんてハブったりハブられたり。そんな記憶、誰しもあるのではないか。
むしろ問題だと思ったのは、当時は「買ってよぉ~。みんな持ってるんだよぉ~」とお母さんに泣きついたところで「ヨソはヨソ!」と相手にされなかったのに、今の親は「そんなことでいじめられたら可哀想」と買い与えてしまうことだ。
それどころか「母娘の会話が増えるから」と、自分まで一緒に夢中になるお母さんもいるというのだ。さきほどのファンシーショップでも、大量に買い占めている母娘が何人もいたが、物価高で生活が苦しいなどというのはどこの国の話か、と思った。
それもこれも「児童手当」のお陰では…。我々の血税が「ボンドロ」に使われているとしたら、なんとも許しがたい話だ。
3月9日深夜の「あのちゃんねる」(テレビ朝日系)では、恋愛やアクセサリー類にはいっさい興味がないというあのちゃんが、「シールとか集めてる時がめっちゃ楽しい」と話し、粗品(霜降り明星)、熊元プロレス(紅しょうが)と一緒に、笑顔でシール交換しているひとコマが映し出された。あのちゃんも「ボンドロ」集めに夢中のようだ。
件の「あさイチ」ではMCの博多大吉が「こういうテレビ番組で取り上げ出したら終わりよ。われわれ50代が知り出したら終わりなのよ、いつの時代も」と自虐を交えつつ「ボンドロ」ブームの終わりを予言していた。はたしてこのブーム、いつまで続くのやら。
(堀江南/テレビソムリエ)
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