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記事全文を読む→「令和の米騒動」に続いて…工藤公康新監督が中日にもたらす「食事騒動」焼肉好き選手は実践困難
「優勝請負人」工藤公康氏の新監督就任で、中日に「令和の米騒動」ならぬ「食事騒動」への懸念が出始めている。立浪和義元監督時代に、選手に対して米食を制限したことでチーム内に不協和音が生じた「令和の米騒動」は、大いに物議を醸した。
米食制限には立浪元監督なりの意図があったのだが、それがうまく伝わらず、チーム崩壊の一因になったといわれる。食事面の考え方に関しては、工藤新監督は立浪元監督の比ではない。現役時代から知るスポーツ紙記者は次のように話すのだ。
「工藤さんが47歳まで現役でいられたのは、栄養や食事を重要視したためだと思っている。特に内臓の働きへの深い探究心はすごい。かつて自宅に取材に訪れた際には野球の話はほとんどしてもらえず、2時間にわたって栄養や食事の話ばかりだった(笑)」
工藤氏の考えは単に筋肉を鍛えるだけでなく、内臓に負担をかけないことが筋肉や集中力を最大限に発揮する、という点にある。スポーツ紙記者が続ける。
「確か、あまり大量の肉を食べずに『多くの野菜を食え』と言っていたような気がします。これで消化がよくなり腸への負担が和らぐ、という話だった」
水や酵素ジュースだけで過ごす「ファスティング」を重要視
食事を摂るタイミングへのこだわりや、「工藤公康 粗食は最強の体をつくる!」(幕内秀夫・著)にもあるように、欧米化した現代の食生
活に懸念を示し、伝統的な日本の食文化に立ち返ることを推奨している。
ちなみにこの書籍には、米などの主食、野菜、海藻、芋、豆類、動物性食品のバランスを意識した食事の重要性が説かれている。白米ではなく胚芽米を推奨しているが、
「これを365日、実践するのは難しいでしょうね。野球選手には焼肉好きが多いし、栄養をサプリメントで摂取している人もいる。自炊していない独身もいる。新指揮官の意向に沿うのは、なかなかハードルが高い」(前出・スポーツ紙記者)
工藤氏は野菜にこだわり、自ら農業にも挑戦している。さらに内臓を休めるため、あるいはデトックス効果を求めて水や酵素ジュースだけで過ごす断食「ファスティング」を重要視している。
「立浪元監督の『米を食うな』は選手たちに理解されませんでしたが、工藤氏の場合は違う。選手たちは何も反論できないでしょうね。ただ、実践できるかどうかは別の話。今のところ、どこまで選手に強いるかはわかりませんが、あまり管理すると不満が噴出するので……」(遊軍記者)
今の中日はとにかく上位浮上のため、なりふり構ってはいられない。工藤流の食事改革が第二の騒動になるのか、それともチーム強化の一翼を担うのか。
(阿部勝彦)
アサ芸チョイス
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