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記事全文を読む→プーチン「8歳の孫娘」の情報が流出!欧州への豪華旅行で暴かれた「国費をつぎ込む贅沢三昧と特別待遇」
これまで厳重に伏せられてきたプーチン大統領の家族情報が、独立系メディアに掘り起こされた。 焦点となったのは「8歳の孫娘」であるエルザだ。
ロシアの調査報道メディア「プロエクト」が、その身元や家族との欧州旅行について報道。その後に独立系オンラインメディア「メドゥーザ」なども相次いで伝えている。
エルザはプーチンの次女カテリーナ・チホノワの娘。2019年には両親とともにビジネスジェットでドイツへ渡り、約2カ月間、滞在していたという。
驚かされるのは、その一行の顔ぶれだ。乳母だけで4人。さらに外国語の教師や警護要員ら、約10人もの同行者を伴っていた。
その2年後、エルザは両親とクロアチアへ。今度は連邦警護庁の職員4人が同行するという厳重な警護ぶりだった。こうして幼い孫娘までが享受している特別待遇の実態が浮かび上がったのである。
独立系の記者たちが大統領一家の私生活を追うのには、どのような意図があるのか。国際軍事アナリストが解説する。
「侵攻を続け、欧米との対決を訴えるプーチンに、あなたの家族はその欧州で贅沢を楽しんでいたではないか、と突きつける狙いが読み取れます。国民には祖国のための犠牲を求めながら、身内は別世界の待遇を受けてきた。戦争の是非を正面から論じるだけでは届かない層にも、この矛盾なら伝わりやすい。孫娘の話を入り口に、大統領の言葉と一家の暮らしの落差を見せるわけです」
国の人員が一家の私生活に使われていた
では、秘密のベールをどうやって剥がしたのか。手掛かりとなったのは、流出したロシア国境警備当局のデータだ。記者たちは搭乗者の記録を分析し、家族の移動や同行者を割り出したという。
国際軍事アナリストが続けて明かす。
「過去には別の取材班が、娘の警護担当者の流出メールを調査しました。ホテルの予約や旅券の写し、搭乗記録を組み合わせ、欧州への頻繁な渡航を明らかにしています。本人が家族関係を説明しなくても、移動や宿泊には事務的な記録が残る。そして重要なのは、同行した国家の警護要員です。その給与は国費であり、単なる金持ちの豪遊話ではなく、国の人員が一家の私生活に使われていたという問題につながるのです」
プーチン政権にとっては、痛恨の情報流出なのである。
(川瀬大輔)
1977年生まれ。国内外のビジネス、スポーツ、政治、社会問題を取材するフリー記者。
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