日本で「台湾」と呼ばれているこの国の正式名称は、言うまでもなく「中華民国」だ。創立者は革命家の孫文で、その後を継ぎ、25年という長期にわたって国家元首として君臨してきたのが、中華民国の総統・蒋介石である。日本に留学後、日本陸軍将校だった経歴...
記事全文を読む→独裁
南米ベネズエラで「21世紀の社会主義」を掲げ、カリスマ的人気を誇った故チャベス大統領。その威光を最大限に利用し、自らに権力を集中させて独裁化を進めた男、それが今年1月までこの国に君臨したニコラス・マドゥロ前大統領だ。1962年、首都カラカス...
記事全文を読む→アメリカ・トランプ大統領との首脳会談の場を利用し、高市早苗首相への的外れな口撃に終始したのは、中国の習近平国家主席だ。日本のメディアは米中双方が「同盟」という言葉をどう使ったかなどと、表層の言葉尻を捉えて大騒ぎしているが、完全に本質を見誤っ...
記事全文を読む→「アフリカの北朝鮮」という異名を持つ国がある。東アフリカ紅海沿岸に位置するエリトリアだ。なぜそう呼ばれるのかは後述するが、四半世紀にわたり独裁者として今なお君臨するのが、初代大統領イサイアス・アフェウェルキである。若き日には中国に留学、毛沢...
記事全文を読む→多くの独裁者は孤独ゆえに、猜疑心が強い。そのため少しでも自分に歯向かうものがあれば、容赦なく消し去る。そうさせない方法が、徹底した暴力と恐怖による支配だ。カリブ海に浮かぶ美しい島国ドミニカ共和国で30年以上にわたり君臨したラファエル・トルヒ...
記事全文を読む→黒いマントをまとい、大ガマを持った骸骨。それが想像の世界にある死神の姿だろう。ところが20世紀のカリブ海には、そんな格好をして国を支配する独裁者が実在した。医師でありながら、のちにハイチの終身大統領となり、国民から全てをむしり取った「パパ・...
記事全文を読む→北東アフリカ最大の面積を誇りながら、終わらない内戦と貧困にあえぐスーダン。この国に30年もの長きにわたって君臨し、血と恐怖で統治したのがオマル・アル・バシール元大統領である。イスラム原理主義を掲げ、反米闘争を声高に叫ぶ一方、国家財産を私物化...
記事全文を読む→「世界三大悪女」の一人とされ、権力を守るためなら手段を選ばない。冷徹さと凄惨さを兼ね備えた女帝が、約半世紀にわたり清朝末期の中国に君臨した独裁者・西太后だ。彼女の権力闘争の原点は、夫である第9代・咸豊帝(かんぽうてい)の死に際にあった。危篤...
記事全文を読む→世界には数々のとんでもない独裁者が存在するが、「国家そのものを精神病棟に変えた」と聞くと、どう思うだろうか。中央アフリカのギニア湾に面した赤道ギニア共和国の初代大統領で、1968年の独立から1979年まで君臨した男、フランシスコ・マシアス・...
記事全文を読む→かつて冷戦期の南米で、冷酷なまでの鉄槌を振り下ろした男、それがチリのアウグスト・ピノチェト将軍だ。1973年9月、チリの首都サンティアゴ。世界初の民主的選挙で誕生した社会主義のアジェンデ政権を、軍事クーデターによって殲滅。大統領府で自ら命を...
記事全文を読む→ナチス・ドイツの断罪以来、半世紀ぶりに「人道に対する罪」で国際法廷の被告人となった男がいる。ユーゴスラビア解体の波の中で「大セルビア主義」を掲げ、隣人同士を血みどろの殺し合いへと駆り立てたセルビア共和国初代大統領、スロボダン・ミロシェヴィッ...
記事全文を読む→「偉大な歴史は、犠牲なくしては創造できない。民衆は犠牲を甘んじて受けるのだ」そう嘯いた男がいる。かつてアフリカ大陸の中央に位置する最貧国、中央アフリカ共和国に君臨した「皇帝」ジャン=ベデル・ボカサである。13年にわたる独裁の果てに自ら皇帝を...
記事全文を読む→世界経済を大混乱に陥らせたイラン戦争でホルムズ海峡の閉鎖が解放へと向かう中、中国・習近平国家主席の動向に「疑問」が生じている。振り返れば、習主席は昨年10月の韓国訪問を最後に、外遊していない。正確に言えば、外遊に行くことができなかったのだ。...
記事全文を読む→アフリカの独裁者の中でも「解放の旗手」「英雄」と呼ばれながら、晩年の凋落ぶりがあまりに惨めだったのが、37年にわたって君臨したジンバブエのロバート・ムガベ大統領だろう。アフリカ南部にあるジンバブエは少数の白人が多数の黒人を支配する国だったが...
記事全文を読む→
