「世界三大悪女」の一人とされ、権力を守るためなら手段を選ばない。冷徹さと凄惨さを兼ね備えた女帝が、約半世紀にわたり清朝末期の中国に君臨した独裁者・西太后だ。彼女の権力闘争の原点は、夫である第9代・咸豊帝(かんぽうてい)の死に際にあった。危篤...
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世界には数々のとんでもない独裁者が存在するが、「国家そのものを精神病棟に変えた」と聞くと、どう思うだろうか。中央アフリカのギニア湾に面した赤道ギニア共和国の初代大統領で、1968年の独立から1979年まで君臨した男、フランシスコ・マシアス・...
記事全文を読む→かつて冷戦期の南米で、冷酷なまでの鉄槌を振り下ろした男、それがチリのアウグスト・ピノチェト将軍だ。1973年9月、チリの首都サンティアゴ。世界初の民主的選挙で誕生した社会主義のアジェンデ政権を、軍事クーデターによって殲滅。大統領府で自ら命を...
記事全文を読む→ナチス・ドイツの断罪以来、半世紀ぶりに「人道に対する罪」で国際法廷の被告人となった男がいる。ユーゴスラビア解体の波の中で「大セルビア主義」を掲げ、隣人同士を血みどろの殺し合いへと駆り立てたセルビア共和国初代大統領、スロボダン・ミロシェヴィッ...
記事全文を読む→「偉大な歴史は、犠牲なくしては創造できない。民衆は犠牲を甘んじて受けるのだ」そう嘯いた男がいる。かつてアフリカ大陸の中央に位置する最貧国、中央アフリカ共和国に君臨した「皇帝」ジャン=ベデル・ボカサである。13年にわたる独裁の果てに自ら皇帝を...
記事全文を読む→世界経済を大混乱に陥らせたイラン戦争でホルムズ海峡の閉鎖が解放へと向かう中、中国・習近平国家主席の動向に「疑問」が生じている。振り返れば、習主席は昨年10月の韓国訪問を最後に、外遊していない。正確に言えば、外遊に行くことができなかったのだ。...
記事全文を読む→アフリカの独裁者の中でも「解放の旗手」「英雄」と呼ばれながら、晩年の凋落ぶりがあまりに惨めだったのが、37年にわたって君臨したジンバブエのロバート・ムガベ大統領だろう。アフリカ南部にあるジンバブエは少数の白人が多数の黒人を支配する国だったが...
記事全文を読む→古今東西、世界には「独裁者」と呼ばれたあまたの権力者がいるが、この男ほど権力が内にある狂気を呼び覚ました者はいなかったのではないか。それが「暴君」の代名詞として知られる、皇帝ネロである。ネロは紀元54年、野心家の母アグリッピナの助力により、...
記事全文を読む→「黒いヒトラー」と呼ばれる権力の長に昇り詰め、政権下においては、逆らうものを片っ端から惨殺。その数30万人とも言われるのが、ウガンダのイディ・アミン元大統領だ。身長193センチ、体重100キロ超えの巨漢だったアミン元大統領は、ボクシングで東...
記事全文を読む→「20世紀で最も深刻な人権侵害のひとつに関する証拠」――。ユネスコ世界遺産委員会が7月11日に発表したのは、大量殺戮の現場だった。1970年代、カンボジアのポル・ポト首相は、「クメール・ルージュ」(ポル・ポト派)の指導者として君臨した。政権...
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