スポーツ
Posted on 2026年03月02日 11:45

【競馬界激震】イラン爆撃と報復攻撃で対岸のUAEにもミサイル着弾「ドバイWCデー中止」危機と「ドバイ滞在フォーエバーヤング&日本馬」の安否

2026年03月02日 11:45

 2月28日午前8時(日本時間午後3時)、アメリカとイスラエルがイランに対する大規模攻撃に踏み切り、イランの最高指導者ハメネイ師の殺害に成功したと発表した。これを受けてイラン側はイスラエルのほか、米軍基地がある近隣の中東諸国への報復攻撃で応戦するなど、中東情勢は大混乱の様相を呈している。

 危機的状況に直面しているという意味では、ホルムズ海峡を挟んでイランと対峙するUAE(アラブ首長国連邦)も例外ではない。
 UAE国防省によれば、攻撃開始の当日だけでも、少なくとも300発近いミサイルや無人機などによる攻撃が、主要都市を襲ったとされている。UAEの主要都市ドバイでも、あろうことか、観光や貿易の拠点として名高いドバイ国際空港が攻撃を受けた。爆撃による煙が立ち込める中、職員4人が負傷したと伝えられている。

 このような事態を受け、日本の競馬関係者の間では、3月28日に行われる競馬の祭典「ドバイワールドカップデー」をめぐって「今回は開催中止になるのではないか」との懸念が一気に広がった。
 過去の事例を振り返れば、2003年にはイラク戦争の影響でドバイWCに出走を予定していたゴールドアリュールが渡航を取り消したほか、2020年には新型コロナウイルスの感染拡大によって、ドバイWCそのものが中止されている。

 競馬関係者が懸念しているのは、ドバイWC中止だけではない。ドバイのメイダン競馬場には、サウジカップなどに遠征して出走した日本馬が6頭、日本に帰国することなく調整を続けているのだ。その筆頭格が、昨年のドバイWC(ダート・2000メートル)で3着に敗れ、リベンジを虎視眈々と狙っているフォーエバーヤングである。

 同馬を管理する矢作芳人調教師(栗東)は、緊迫する中東情勢について、こうコメントしている。
「(ドバイの)空港は閉鎖されているようだけれども(フォーエバーヤングについては)人馬とも問題なくこられています。我々として想定していたことですし、そのことに対する備えもしてきました。今は(中東情勢を)見守るだけです」
 3月2日には助手を乗せて、ダートコースで調整したというが…。

 はたして、今年のドバイWCデーは「安全」に開催されるのか。今はただ「世界のダート王」フォーエバーヤングをはじめとして、ドバイ(メイダン競馬場)に滞在する日本馬の「無事」を願うばかりである。

(日高次郎/競馬アナリスト)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    政治
    2026年10月05日 11:30

    アメリカ・トランプ大統領との首脳会談の場を利用し、高市早苗首相への的外れな口撃に終始したのは、中国の習近平国家主席だ。日本のメディアは米中双方が「同盟」という言葉をどう使ったかなどと、表層の言葉尻を捉えて大騒ぎしているが、完全に本質を見誤っ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    事件
    2026年10月06日 18:00

    昨年、アサヒグループホールディングスに不正アクセスを仕掛けた海外ハッカー集団の中枢メンバーが、なんと大阪で捕まっていた。10月6日の各国における報道によれば、日本の捜査当局が拘束したのは「Qilin(キリン)」の中心人物とされる28歳で、ロ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    政治
    2026年10月12日 15:00

    9月の金融政策決定会合で利上げに反対した佐藤綾野審議委員がなんと、利上げ継続の立場を示す日銀の方針に同調発言し、大きな波紋が広がっている。投資ストラテジストが明かす。「7月に審議委員に就任した佐藤氏と、4月に就任の中央大学・浅田統一郎名誉教...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/13発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク