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記事全文を読む→「踊る大捜査線」14年ぶり新作映画の公開前にフジテレビがかけた「保険」は「大当たり」だった
織田裕二主演の劇場版最新作「踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!」(9月18日公開)の公開に先駆け、8月15日から映画「踊る大捜査線」シリーズ全8作品とスペシャルドラマ1作品が、製作するフジテレビのゴールデン帯で放送されている。
すでに放送を終えた作品の平均世帯視聴率を見ると、8月15日放送のシリーズ劇場版第1作「踊る大捜査線 THE MOVIE」(1998年)は7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、劇場版第2作「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年)は7.5%だった。
放送担当記者の評価はというと、
「同時間帯の他局の番組と比べても、決して悪くない数字です。シリーズの劇場版最新作を待ち望んでいた人は多いはずで、興行収入20億円超えはカタイのでは。とはいえ、劇場版第1、2作のように100億円超えは難しいでしょうね。中居正広スキャンダルをめぐってフジテレビが受けた多大な損失からすれば、大きな穴埋めとはなりません」
「踊る大捜査線」をめぐっては、劇場版最新作に出演する佐藤二朗が、スピンオフドラマを降板。フジテレビのドラマ「夫婦別姓刑事」でダブル主演した橋本愛に対するハラスメント報道を受けてのもので、企画時代が白紙となっていた。
「これにヘソを曲げたのが織田で、プロモーションに積極的に協力しないのではないか、と囁かれています。そうなったら、興行収入の伸びに少なからず影響は出るでしょう」(フジテレビ関係者)
公開から1カ月で興行収入が100億円を突破
とはいえ、興収の伸び悩みを見越してか、フジテレビはしっかり莫大な収益をもたらしてくれる「保険」をかけていた。公開中の劇場アニメ「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」だ。「ちいかわ」はもともと「めざましテレビ」内で流れるアニメだが、映画公開から1カ月で興行収入100億円を突破した。
「フジテレビは2023年と2024年の夏に開催して好評だった大型イベント『お台場冒険王』を、不祥事の影響で開催できなくなり、夏の大きな収入源が必要でした。おまけに自局のIP(知的財産)を活用したコンテンツビジネスを積極的に推進していることもあって、『ちいかわ』を『踊る』の保険のような形で公開したのですが、これが大ヒット。久しぶりに明るい話題となりました」(前出・放送担当記者)
「踊る」の劇場版公開は14年ぶりとなるが、その間にテレビや映画を取り巻く状況は劇的に変化。ブランクが空きすぎたのかもしれない。
(高木光一)
アサ芸チョイス
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