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記事全文を読む→生放送で爆弾告発!元関脇・貴闘力が「相撲協会に脅された」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
角界ではこれまで幾度となく、八百長疑惑や暴力問題が取り沙汰されてきた。ところが被害者側の師匠が日本相撲協会の事情聴取を拒絶し、協会から理事解任処分を受けて退職へと追い込まれることになった事例がある。
2017年末に勃発した元横綱・日馬富士による暴力問題に端を発する、貴乃花親方の騒動だ。
すったもんだの末、2018年9月25日に日本相撲協会へ引退届を提出した貴乃花親方は翌日の記者会見で、内閣府に提出した告発状の取り下げを強要する圧力があったと激白。前代未聞の暴露に、各局のワイドショーや情報番組はこの問題を、時間を割いて報道。
翌26日放送の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)に生出演したのは、貴乃花親方のかつての兄弟子であり、親交が深かった元関脇・貴闘力だった。MCの加藤浩次から相撲協会の強硬な姿勢について問われた貴闘力は怒りを爆発させ、相撲協会からの「圧力」の存在を次のように明かしたのである。
「いろいろいるじゃないですか、協会の人間で。『おめえ、変なこと言ってたら、自分、子供いるんだよ。子供、いじめるよ』って言われたら、何も言えないじゃないですか」
衝撃度の高い話はさらに続く。
「正直な話、俺がクビになる時に理事が全員いる前で『お前、協会に不利益になること言ったら、子供が相撲取りになるんだから、ちゃんと静かにしとけよ』と」
「組織に逆らえば生活も子供の未来も奪われるぞ」
つまり現役力士として土俵に立つ実の息子を協会の人質に取られ、協会に不都合な発言を封じ込められてきたというのだ。
貴闘力は引退後、著書やメディアを通じて相撲部屋における凄惨な新弟子いじめや理不尽な暴行、数々の悪しき風習を次々と告発してきたが、角界は長年にわたり、親方らに対して「組織に逆らえば生活も子供の未来も奪われるぞ」という脅迫・恐怖政治を振りかざして支配してきたことになる。
貴乃花親方の孤立無援の姿に義憤を覚えたという貴闘力だったが、現代のコンプライアンスを完全に逸脱した世界に身を置き、自らも泥を被ってきた当事者が生放送で放った衝撃の言葉は、SNSで瞬く間に拡散されることに。怒りと称賛が入り交じった反響が、日本中を駆けめぐることになった。
しかし、告発を受けた日本相撲協会の広報部は「退職している人の発言に見解を述べることはない」と冷淡に一蹴。真摯に向き合う姿勢は見られなかった。だが貴闘力の発言により、伝統と格式の裏に隠された、巨大組織における言論封殺の実態がつまびらかになったこともまた、事実だった。
(山川敦司)
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