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記事全文を読む→【トルコ発】科学者の主張を覆す「遺跡調査結果」地中レーダーと掘削作業で見つかった「ノアの方舟」残骸
地上に浮かび上がる全長約160メートルの巨大な船型地形。トルコ東部アララト山近郊のドゥルプナル遺跡は、1959年の発見から、旧約聖書に記された「ノアの方舟の痕跡」か「単なる自然の造形」かをめぐり、激しい論争が繰り広げられてきた。そんな遺跡の謎が今、最新科学により解き明かされる可能性が出てきたのである。
この遺跡の地形をめぐっては、2019年に地中レーダーによる調査で空洞や直線、角ばった形状のパターンなど、複数の奇妙な地下構造が報告されており、調査チームは「回廊や小部屋のような空間の可能性がある」と発表。しかしその後の調査で、これ以上の進展はなかった。
ところが今年6月、トルコのスィヴァス大学ほか国際研究チームが再度、現地でのフィールドワークや地中レーダー探査を開始。8月に研究チームが最新のレーダー探査データを公表した。
「地下に規則的な回廊や、人工的なものに見える構造がある」
というものだ。これは世界的な大ニュースになった。
そして9月下旬、研究チームが実際に地面を掘削して地下のコア(柱状)サンプルを採取する調査を実施したところ、ボーリング作業中、あまりの硬度で突如、ドリルビットが破損。ところが掘削孔からは固い基盤岩や石灰岩の層はいっさい確認されず、代わりに有機物を豊富に含む黒い土壌層が複数見つかった。
研究チームは、これが数千年の時を経て腐敗、分解した木造船(方舟)の上部残骸と堆積物の可能性がある、との研究結果を発表。自然が作り出してきた造形だと主張してきた科学者たちを、大いに驚かせることになった。
鉱物学的分析と有機物含有量の精密測定を実施中
これまで主流派科学者たちの多くは、この遺跡を「偶然の産物である背斜構造」と斬り捨ててきた。仮にこの遺跡が人工的な造形物だった場合、近代科学が築き上げてきた歴史観や進化論、そして聖書の神話的世界観との関係性が根本から揺らぐことになる、と考えられるからだ。
そのため、真面目な研究者ほどこのテーマに触れたがらなかったというが、今回の調査はそうした「見えないタブー」の壁に、最先端の科学テクノロジーが風穴を開けようとしているように見える。
現地で採取された実物のコア試料は厳重管理のもと、専門の研究機関へと送られ、鉱物学的分析や有機物含有量の精密測定が進められいる。今冬にかけて、その最終的な分析結果が発表される予定となっている。
この試料から「人工的に加工された木材の痕跡」や「かつて存在した巨大建造物の物的証拠」が見つかった場合、人類の常識にどのような影響を与えるのか。興味はますます深まっていく。
(ジョン・ドゥ)
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