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記事全文を読む→〈井上公造〉広末涼子の「早大初登校」取材現場で大パニック「私がお尻を触ったとアサ芸に書かれたんですよ」/直撃!70歳「アサ芸世代」の生き様
昭和から令和まで常に芸能取材の最前線にいたのは、井上公造氏(12月30日生)だ。実は本誌とも、スクープの因縁があった。
─芸能リポーター人生はアサ芸とも関係してきた。
井上 真っ先に思い出すのは99年6月、広末涼子さんの早稲田大学初登校。その取材現場で、私が広末さんのお尻を触ったとアサ芸に書かれたんですよ。
─その節はたいへん申し訳ございませんでした!
井上 誰が見ても不可抗力だったと思います。大隈講堂の前で囲みの会見が行われたら、学生まで集まってきて大パニックでした。大勢の人が押し寄せて、雑踏事故が発生しかねない状態で、広末さんも簡易の台から落ちそうになっていた。無意識のうちに、彼女の横に位置していた私が、右手でマイクを向けながら、左手で後ろから彼女を支えていました。その手の位置がたまたまお尻付近だったというだけですからね。
─警察の警備すらない状況でした。
井上 確かに触れていたのは事実ですが、本当に大事故になりかねない状況だったんですよ。実際、会見の数カ月後に広末さんにお会いしたら「あの時はありがとうございました」とお礼まで言われたんですから。
─ところで、キャリアのスタートはアサ芸と同じ実話誌だったんですか?
井上 「実話ドキュメント」という雑誌で事件、芸能、スポーツ、政治、経済、エロ、暴力団など、オールジャンルの取材を経験しました。編集長まで務めたキャリア全体でも、特に暴力団取材を通じて教訓になったのが、「人の名前を間違えるのが命取りになる」ということ。アサ芸さんならわかるでしょう(笑)。お詫びに行ったこともありますが、役職を含めて何度も細かくチェックするのはその後も習性になりました。
─その後、サンケイスポーツの記者に転職したんですね。
井上 野球取材をしたくて産経新聞の中途採用試験を受けました。無事に入社するとサンスポに配属されて、最初のほんの数カ月だけはプロ野球の取材ができました。ところが、当時スポーツ新聞にカラー面が導入されて、芸能面に加えて社会面が追加されたんです。その人員を拡充させるため、私にも異動辞令が出されたんです。
─実話誌時代のキャリアを買われたのですか?
井上 確かに、当時のスポーツ紙には事件取材の経験者が少なかったです。なので、よく暴力団関連の事件現場に行くと、サンスポの同僚たちに「絶対に名前や役職を間違えないように」とアドバイスした記憶があります。
─まさか、そこから芸能記者になっていくとは─。
井上 異動になった85年は、事件・事故と芸能がリンクすることが少なくなかったんです。「日航ジャンボ機墜落事故」では歌手・坂本九さんが亡くなり、「投資ジャーナル事件」ではアイドル・倉田まり子さんの存在が話題になりました。そんなことがきっかけで、だんだんと芸能の取材現場にも足を運ぶようになったんです。
─その取材現場で出会ったのが、梨元勝さんだったんですね。
井上 梨元さんからある日、「テレビに興味ないですか?」と持ちかけられたんです。話を聞いたら、年収の倍出すと。当時の私の年収は約450万円でしたから1000万円近くになります。梨元さんの事務所でお世話になると、即答に近い形でお受けしました(笑)。
─その後、芸能リポーターの雄となったばかりか、独立してレギュラー番組も増えて、稼ぎも半端なかったのでは?
井上 会社は妻が社長をしているので、仕事のギャラはほぼ把握していないんです。基本的には、事務所が金額の交渉をしていますし‥‥。決して、自分が答える側に回ったら逃げているわけではありません(笑)。
─65歳でセミリタイアされましたよね?
井上 今は日本とハワイの二拠点生活です。今年の夏はハワイで過ごしました。暑くないかって? それが平均気温27度ほどで、日本よりも涼しいんです。決して、空港に張り込みに来ないでくださいね(笑)。
井上公造:サンスポ文化社会部記者を経て、芸能リポーターに転身。22年3月末で全9本のレギュラー番組を卒業した。
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