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記事全文を読む→NZに2-1「キリン杯優勝」の森保一監督がもたらした「4試合で収益10億円」と本気の「来年1月まで全勝勇退」
サッカー日本代表が国内タイトルマッチのキリン杯決勝で、ニュージーランド代表を2-1で破った。今大会の優勝は実に15年ぶりだ。この試合は、来年1月で退任する森保一監督にとっての国内ラストマッチ。前日は「センチメンタルになることはない」と断言していたが、国立競技場に満員御礼となる6万1812人を動員したことで、試合前には「さすがに……こみ上げてくるものがあった」とコメントした。
2018年から8年超に及ぶ長期政権は、日本サッカー歴代最長。メモリアルの試合となったこの日で111試合目(戦績80勝12分19敗)となり、自身の名前にもなぞらえて「僕の名前にも『一』しかありませんから」と笑顔を見せた。
実は来年1月以降の去就は「未定」ではない。監督業を続けたいという意欲を持っているからだ。それも名波浩、長谷部誠、中村俊輔ら自身のオファーで集めた代表コーチ陣とともに継続したい。
「監督は続ける予定です。自分がプレーすることはないですが、国立競技場にチーム一員として戻ってくる可能性はあると思います」
自身の今後の去就について、森保監督はそう明言した。
反対に日本サッカー協会(JFA)宮本恒靖会長とのミゾは深い。2人は今、緊張状態にあるのだ。W杯前に「退任」を通告しておきながら、後任との交渉が決裂したことで再度、半年とはいえ契約を延長した形に「その選考方法に驚いた」とはっきり口にするJFA幹部が多数いる。
JFAとしても過去に例のない半年間の契約延長について、森保監督の本音は公になっていないが、
「コーチ陣の全員続投だけは断固として譲らなかった」(JFA幹部)
日本サッカー協会は「稼げる監督」を手放すことに
長期政権の歪みとして、その采配に賛否両論があるのは事実だが、仙台、広島、横浜、東京とツアーで組まれたこの4連戦のチケットは、全て完売。
「日本代表とはいえ、国立競技場で6万人以上を動員するのはなかなかできないこと」(前出・JFA幹部)
この4連戦ではチケット収入を筆頭に、JFAに10億円近い収益をもたらした。JFAはこれで「稼げる監督」を手放すことになる。
森保監督は就任後「日本代表に、負けていい試合なんてひとつもない」という思いにこだわり続けてきた。11月はシンガポールでブラジル、パラグアイという南米の強豪との試合が組まれている。森保監督は1月のアジア杯優勝までの「全勝勇退」を、本気で考えているのだ。
(小田龍司)
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