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記事全文を読む→巨人の激動ストーブリーグ「高橋由伸監督」再登板の目玉人事は「長野久義コーチ」
クライマックスシリーズでDeNAに2連敗して今季の全日程が終了した巨人が、来季に向けた監督人事を含めた組閣に一気に動き出す。2試合ともホームの東京ドームで「完敗」という結果に、試合後にはブーイングが起きるなど、チームは谷底に落とされた。
DeNAにはCS過去4回、全て敗退。2024年から3年連続という結果である。来季の巨人はそれ相応のチーム改革と戦力補強をしない限り、現有戦力ではBクラスの可能性すらある。
その来季新監督については、高橋由伸氏の再登板の可能性が急浮上した。高橋氏は現在、「球団特別顧問」と「スポーツアドバイザー」という読売グループのスポーツ部門の「要職二刀流」というポジションにいる。いつでも再登板は可能な状況だが、問題はコーチ陣を含めたチームスタッフ陣の顔ぶれだ。
高橋氏の第一次政権(2016年~2018年)を振り返れば、
「高橋氏本人は現役続行の意思を持っていたのに突然、降って湧いた現役引退と監督就任要請でした」(読売グループ関係者)
第一次政権は村田真一ヘッドコーチ、尾花高夫投手コーチ、江藤智打撃コーチなど、原政権からの「人事異動組」ばかりだった。
今季のセ・リーグでは選手に不祥事が起きた広島が、ヤクルトでチーム編成に従事した小川淳司氏に白羽の矢を立てた。巨人と同じく新聞社を親会社に持ち、6年連続Bクラスながら「生え抜き監督」の不文律を続けてきた中日は、外様の工藤公康氏が監督就任。「外部の血」を入れる形で舵を切る。これまでの路線からあえて脱却し、チームに再建に乗り出すわけだ。
第一次政権時にコーチ入閣した井端弘和との信頼関係は今も続く
第二次高橋政権ではそれ相当の人事を行わなければ、ファンは納得しない。コーチングスタッフの目玉人事は、長野久義編成本部参与が有力候補のひとり。2025年限りで引退し、
「昨オフは阿部前監督のもとで打撃コーチに入閣する話がありましたが、大学院進学を希望したため、球団が編成本部参与のポジションを作りました」(球団OB)
高橋氏自身も現役時代の長野参与の実力を高く評価して、第一次政権時には「4番」に初めて抜擢している。「チームNo.1の人格者」という声がある長野参与は、現役続行への意欲を示した坂本勇人の兄貴分であり、来季の坂本はコーチ兼任ポストに就くことが噂されている。また来季はフロントで復帰する案が浮上している阿部慎之助氏とも良好な関係だ。
中日の監督候補にリストアップされていた井端弘和氏は、第一次政権時にはコーチとして入閣した。
「高橋氏が引退を決めた時、2000安打まであと88本だった井端氏は『僕も辞める』と言って引退した。2人の信頼関係は今も続いています」(前出・球団OB)。
どんな新生巨人となるのか、球団首脳陣の力量が問われるところだ。
(小田龍司)
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