スポーツ

巨人・原監督辞任から高橋由伸監督誕生までの”タブー暗闘”「高橋新監督もX氏との関係性が…」

20151105m

 こうしてキッチリと区分けを行ったあと、球団幹部と本社上層部は今季限りで契約の切れる原監督にシーズン終盤になっても来季続投の要請をしなかった。

「ヤクルトと最後までV争いをしていても、原監督には何の打診もなかった。しかも9月末にはX氏が関係するメディアが『原監督がV逸ならば今季限りで解任される可能性』と公式に広めましたが、たとえ契約更新しなくても任期満了であるにもかかわらず『解任』と流布したことで球団幹部が激怒。周囲の誰もが『球団側から何のアクションも起こされずにイラだっていた原監督の気持ちを代弁し、X氏が動いた』と見ていたので、原監督の立場は逆に悪くなってしまったんです」(球界関係者)

 そうした空気を読んだ原監督はV逸が決まると潔くみずから辞す腹を固めた。

 その結果、原監督退団という“劇薬”によって巨人は懸案事項だったX氏の現場介入にいちおうの歯止めをかけた格好と言えるだろう。しかしながら、球団内の一部からは「まだ終わってはいない」と不気味な指摘も飛び出している。

「次期監督の要請を受諾した高橋由伸新監督(40)とX氏が実はウラでつながっているという怪情報が漂い始めているんです。かつて、X氏が由伸の公式ホームページ作成に手を貸していた時期があって、その頃までは確かに両者は昵懇の関係だった。その後、2人は何らかの事情がきっかけになってミゾが深まったと聞いていたのですが‥‥。なんと最近になって再び急接近し始めているというんですよ。実際にレギュラーシーズン終盤やCSの最中、X氏が由伸に何度も話しかける姿が多くの関係者に目撃されている。もしX氏から『監督になって困ったら手を貸すから』と言われれば、指揮官として右も左もわからない由伸にとっては渡りに船。海千山千のX氏にとって由伸の“籠絡”など何の造作もないことなのかもしれません」(球団関係者)

 新監督に決定した高橋とX氏が仮に“合体”するとなれば、これまで懸命に動いてきた読売本社と球団の努力は水泡に帰す。

 それだけではない。高橋監督誕生を目前に控えた巨人には、これとは別に頭の痛い難題も待ち受けているのだ。巨人に所属する福田聡志(32)、笠原将生(24)、松本竜也(22)の3投手が関与した野球賭博問題が、さらに拡大しそうな気配を見せているからである。

「NPBの調査委員会が念入りな調査を行っていますが、まだ賭博に関わった人物が『巨人の主力の中にもいるのではないか』とニラまれているんです。今後もし新たな関与者が巨人から出てくれば、新監督誕生のお祝いムードなど吹っ飛んでしまうだろう」(前出・球団関係者)

 賭博問題で揺れ動く今の巨人にはX氏の動向を気にするほどの余裕もないのかもしれない。しかし、そうなれば新監督とX氏の急接近を見過ごすことにつながる危険性も出てくる。まさに激動のオフ──。高橋監督より先に、本社上層部とフロントに難しい舵取りが課せられているようだ。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身