スポーツ

巨人・坂本勇人と長野久義「最後の花道」阿部政権のうちに引退してコーチ業へ

「最後の花道」がいよいよ検討されている。巨人の2人のベテラン、坂本勇人と長野久義に「その時」が近づいているのだ。

 坂本はキャンプ、オープン戦から極度のバッティング不振に陥ると、4月15日に2軍落ち。岡本和真が5月6日の阪神戦で左肘靱帯損傷のケガを負ったため緊急昇格したが、5月9日のヤクルト戦2打席目から9打席連続無安打で、たった5日間で2度目の2軍降格となった。

 打撃復活のため三塁にコンバートされたが、2024年は2割3分8厘。それでも推定年俸は2019年から5億円以上をキープしている。

「阿部慎之助監督は桑田真澄2軍監督に復活を任せる方針ですが、再生できなければいよいよ引退でしょう。一昨年あたりから、真っ直ぐのスピードについていけなくなっています。加齢による動体視力の低下とともに、体が鈍ってきている。独身の坂本自身、現役生活に大きなこだわりはありません。プライベートを充実させたい意向もありますし」(球団OB)

 そしてもうひとり、悩ましいのが長野だ。将来の指導者業を見据えて2022年に広島から無償トレードで巨人に呼び戻されたが、全く活躍できていない。今シーズンは13試合に出場して19打数2安打、打率1割5厘の成績で、5月7日に2軍落ちした。球団関係者が言う。

「坂本も長野も、阿部監督とは昵懇の仲。2人にとっては、阿部政権が続いているうちに引退してコーチ業に入るのは、悪い選択肢ではありません。サカチョーコンビは球団にとって、ドル箱の人気選手。引退セレモニーの仕掛けは盛大になる方向です」

 坂本も長野も既に晩年に入っている。スター選手の「最後のひと花」は見られるか。

(佐藤実)

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