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記事全文を読む→ホンダ「プレリュード」24年ぶり復活がバブル世代の郷愁誘った「スケベレバー」のインパクト
ホンダは先ごろ、新型「プレリュード」のティーザー映像を公開し、24年ぶりの復活を正式に発表した(9月発売予定)。流麗なクーペフォルムと精巧なエッジがスポーツクーペとしての存在感を際立たせる。しかし、ファンの間で最も話題を集めたのは、1982年11月に発売された2代目AB型プレリュードに初めて採用された助手席側シートバックリクライニングレバー、通称「スケベレバー」への懐かしさだった。
当時のプレリュードは助手席のリクライニングレバーが運転席側にも設けられており、ドライブデート中に助手席の背もたれを倒す際、助手席側のドアまで手を伸ばさずとも運転席から簡単に操作できた。街灯に照らされた車内を瞬時にムーディーな空間に変えられたことから、当時のバブル世代からは「デートカー」と称賛された。実用面では後部座席への乗降や荷物の積み下ろしを楽にする役割もあったが、ドライブデートの隠れた主役として今も語り継がれている。
ホンダはこれまでも若者から「神!」と呼ばれる独特なギミックを多数盛り込んできた。1996年登場のミニバンS-MXでは、フルフラットシートがほぼ凹凸のないベッドのような使い心地であることに加え、なぜかサイドにティッシュボックスを収納できるスペースを設けるなど、細かなアイデアがユーザーの強い印象を残し、「旅先でもこれがあれば完璧」と高評価を得た。
もちろん新型プレリュードには物理的な「スケベレバー」は搭載されていないが、ホンダはその「ひと振りの高揚感」を最新のハイブリッドシステム「e:HEV」と新機能「S+Shift」でデジタル的に再現しようとしている。
e:HEVは低速では静かなモーター走行、高速ではエンジン駆動のダイレクト感を切り替えつつ、ギアチェンジのような滑らかな加速を可能にするシリーズ/パラレルハイブリッドシステムである。S+Shiftは駆動力の配分を瞬時に最適化し、疑似的なギアチェンジ時のブリッピング音とシフトフィールを再現。かつてのレバー操作で味わった「ときめき」を精密な制御で現代のドライビングシーンに蘇らせている。
シャシーには「シビックタイプR」由来の高剛性骨格を、プレリュード専用にセッティングして搭載。高速コーナーでの安定性とタイトなワインディングでの機敏さを高次元で両立し、技術革新が生んだ新たな「遊び心」を体現している。
2001年に生産を終了して以来24年ぶりの復活となる6代目モデルは、国内外での販売を視野に、唯一のハイブリッドグレードを617万9800円に設定した。かつて100万円台で手軽に楽しめたデートカーが600万円を超える価格帯に移行したことには驚きの声もあるが、その価格に見合う「走る歓び」を確実に提供するだろう。
かつて助手席のリクライニング一つで演出された小さな高揚感は、先進技術の融合により何倍もの興奮へと昇華した。新型プレリュードはまさに「伝説の復活」を体現する一台となるはずだ。
(ケン高田)
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