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記事全文を読む→【世界の「最凶独裁者」列伝】アンゴラ独立運動の象徴「ンジンガ・ムバンデ女王」はミンチ人肉を食べて男をむさぼる「異常性欲者」だった
世界の歴史を振り返ると、ハンガリーの貴族で「血の伯爵夫人」の異名を持つバートリ・エルジェーベトをはじめ、イングランドのメアリー1世(通称:ブラディー・メアリー)など、大量虐殺を行った女帝は少なからず存在する。
しかし、この人ほど最凶かつ残虐な手口で人々を惨殺した女性独裁者は、過去に例を見ないのではないだろうか。それが17世紀、アフリカ南西部(当時のコンゴ地域、現在の北アンゴラ)にあったキンブンドゥ王国の女王として君臨したンジンガ・ムバンデだ。
王族の娘として生まれたンジンガは、国王の父とそれを継承した兄が亡くなると、権力を引き継いで国を統治。ただ、その政治力と采配が男勝りだった。攻め入るポルトガルに強く抵抗し、死ぬまでポルトガルに王国への侵入を許さなかった女帝として、今も英雄的存在として語り継がれている。
その一方で、彼女の猟奇的な素顔は、おおよそ人間とは思えないものだった。というのも、ンジンガは異常な性欲の持ち主で、各地から自分好みの美形でたくましい男たちを捕らえてはハーレムを作り、男たちに奉仕させることで、快楽に溺れていたというのである。
最も好んだのは、男の体から流れ出る血。彼女はそれを見ると性的興奮を覚える、異常嗜好者だった。さらってきた男たちを連日のように戦わせ、勝者を自分の部屋に連れ込んだ。そして、血まみれの彼らの体にさらに鋭い爪を立て、肉をえぐり、その血をすすり、ひたすら男の体をむさぼり続けながら、果てることもない夜の営みを連日のように続けたというのである。
いや、ンジンガの異常性は、それだけではなかった。カトリック僧侶が記した文献によれば、彼女は人肉を食べる、いわゆるカニバリストで、「特に子供の肉を好み、2日で130人の子供を殺して食べた」との記述があるほか、まるでホラー映画のごとき伝説が残されている。
ある日のこと。村人がほんの些細な粗相をした。これに激高したンジンガは「村人全員の連帯責任だ」として、なんと600人を投獄。そして翌日、彼らを巨大な石臼の上に大きな石を噛み合わせた「粉ひき器」に順に放り込み、それをラバに引かせてすり潰した。そのミンチ状と化した人肉を器に盛り付け、宴を開いたというのである。
ただ、これらの伝説はその多くが、敵国ポルトガル発であり、どこまでが真実なのかは不明だ。
人生30年というこの時代に、ンジンガは80年も生き、1663年にこの世を去った。60歳を超えてもなお、男勝りでエネルギッシュ、さらに精力絶倫だったといわれる。はたしてそれが、人肉を食らい血を飲み続け、男たちのハーレムを作った結果だったのか。
ポルトガルと和平を結び、国家の安定を図ったことで、アンゴラ独立運動の象徴といわれるンジンガ女王。その実態は、ポルトガルに多くの文献が残る「異常な性癖を持つ化物」だったというのか…。
(山川敦司)
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