社会
Posted on 2025年08月14日 06:45

【世界の「最凶独裁者」列伝】アンゴラ独立運動の象徴「ンジンガ・ムバンデ女王」はミンチ人肉を食べて男をむさぼる「異常性欲者」だった

2025年08月14日 06:45

 世界の歴史を振り返ると、ハンガリーの貴族で「血の伯爵夫人」の異名を持つバートリ・エルジェーベトをはじめ、イングランドのメアリー1世(通称:ブラディー・メアリー)など、大量虐殺を行った女帝は少なからず存在する。

 しかし、この人ほど最凶かつ残虐な手口で人々を惨殺した女性独裁者は、過去に例を見ないのではないだろうか。それが17世紀、アフリカ南西部(当時のコンゴ地域、現在の北アンゴラ)にあったキンブンドゥ王国の女王として君臨したンジンガ・ムバンデだ。

 王族の娘として生まれたンジンガは、国王の父とそれを継承した兄が亡くなると、権力を引き継いで国を統治。ただ、その政治力と采配が男勝りだった。攻め入るポルトガルに強く抵抗し、死ぬまでポルトガルに王国への侵入を許さなかった女帝として、今も英雄的存在として語り継がれている。

 その一方で、彼女の猟奇的な素顔は、おおよそ人間とは思えないものだった。というのも、ンジンガは異常な性欲の持ち主で、各地から自分好みの美形でたくましい男たちを捕らえてはハーレムを作り、男たちに奉仕させることで、快楽に溺れていたというのである。

 最も好んだのは、男の体から流れ出る血。彼女はそれを見ると性的興奮を覚える、異常嗜好者だった。さらってきた男たちを連日のように戦わせ、勝者を自分の部屋に連れ込んだ。そして、血まみれの彼らの体にさらに鋭い爪を立て、肉をえぐり、その血をすすり、ひたすら男の体をむさぼり続けながら、果てることもない夜の営みを連日のように続けたというのである。

 いや、ンジンガの異常性は、それだけではなかった。カトリック僧侶が記した文献によれば、彼女は人肉を食べる、いわゆるカニバリストで、「特に子供の肉を好み、2日で130人の子供を殺して食べた」との記述があるほか、まるでホラー映画のごとき伝説が残されている。

 ある日のこと。村人がほんの些細な粗相をした。これに激高したンジンガは「村人全員の連帯責任だ」として、なんと600人を投獄。そして翌日、彼らを巨大な石臼の上に大きな石を噛み合わせた「粉ひき器」に順に放り込み、それをラバに引かせてすり潰した。そのミンチ状と化した人肉を器に盛り付け、宴を開いたというのである。

 ただ、これらの伝説はその多くが、敵国ポルトガル発であり、どこまでが真実なのかは不明だ。

 人生30年というこの時代に、ンジンガは80年も生き、1663年にこの世を去った。60歳を超えてもなお、男勝りでエネルギッシュ、さらに精力絶倫だったといわれる。はたしてそれが、人肉を食らい血を飲み続け、男たちのハーレムを作った結果だったのか。

 ポルトガルと和平を結び、国家の安定を図ったことで、アンゴラ独立運動の象徴といわれるンジンガ女王。その実態は、ポルトガルに多くの文献が残る「異常な性癖を持つ化物」だったというのか…。

(山川敦司)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月28日 16:30

    バナナマンの日村勇紀が当面の間休養に専念すると、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表した。今年に入ってから体調を崩すことが多く、医療機関を受診した結果、休養が必要との判断に至ったのだという。「心身の回復を第一に、コンディションを整えなが...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月07日 06:30

    ゴールデンウィークが明けても再起の見通しが立たず、長すぎる空白期間を過ごしているのは、左内腹斜筋肉離れでリハビリ中のヤクルト・山田哲人内野手である。沖縄・浦添キャンプのシートノック中に脇腹の張りを訴え、戦線離脱。5月になっても打撃のひねり動...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク