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Posted on 2025年12月24日 07:15

「とにかく目先のVが絶対条件」巨人の場当たり補強で騒がしくなる「ポスト阿部」に登場する面々

2025年12月24日 07:15

 各球団が来季に向けての補強や体制作りを進める中、今オフの巨人は補強や人事の動きはあるものの、一貫した意図が見えにくく、場当たり的に映る。というのも阿部慎之助監督は来季、3年契約の最終年。V奪還は至上命題、絶対条件であり、達成失敗ならクビという選択肢が現実味を帯びてくるのだ。

 その結果、先を見据えた育成含みの補強と体制作りというよりは、とにかく来季勝つための、目先の戦力構築に心血を注ぐ形に。事実、阿部監督は先般、ラジオ番組でこう断言している。
「(若手を)育てるといっても勝たないと、ジャイアンツの場合はいけない。なのでそこを、ファンの皆さんも理解していただかないといけない。やっぱり負けるよりは勝った方が嬉しいですから。勝つためにやるので、育てるっていったら多分、最下位になる。そういう場所ではないのを理解してもらって、勝つためにこちら側は考えている」
 堂々と「育成放棄」を宣言し、とりあえずの優勝だけを奪いにいくというのである。

 では仮にその意気込みと補強が奏功せず残念な結末を迎え、監督交代論が出た場合、「受け皿」となる候補は誰なのか。現時点で名前が挙がる面々、待望論を考察してみたい。

 まずは高橋由伸氏の再登板だ。2016年から2018年までの3年間、1軍監督の任にあり、Aクラス入りは2度。現在も球団との関係は良好とされる。大きな路線変更よりも、まずはチームを整理して立て直すことを重視するなら、有力な候補のひとりとなろう。

 次に原辰徳氏。年齢や過去の経緯を踏まえれば現実的なハードルは高いものの、長年の実績と人望を理由に、4回目の指揮官就任を支持する声は、まだまだ根強い。

 そして次期監督論で特別な存在として語られるのが、松井秀喜氏だ。名前が出るだけで大きな反響があり、その注目度は群を抜く。師である長嶋茂雄氏宅への弔問後に「生前に約束したことがある」とした発言が大きくクローズアップされ、これは巨人監督就任を連想させた。

 とはいえ、松井氏の進路は巨人の監督就任に限られているわけではない。長嶋氏との「約束」が、必ずしも「巨人監督」を意味するとは限らないからであり、
「巨人ではなく侍ジャパンを率いる、あるいはアメリカで指揮を執るという意味もあった、ともいわれています」(スポーツ紙デスク)

 今季の巨人は3位とはいえ、阪神に大きく水をあけられる惨敗を喫した。来季の体制が固まる前から次期監督の名前が取り沙汰されるのは異例。それだけ球団が転換点に差しかかっていることの表れなのだろう。

(ケン高田)

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