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記事全文を読む→中日・工藤公康監督就任に「高木守道政権と同じ」狙いが…親会社が「歯止めをかけたいもの」
「優勝請負人」工藤公康氏の中日新監督就任は、親会社の意向が最大の理由だった――。中日では異例な完全外様の監督就任劇は、その手腕が高く評価されたこともあるが、ソフトバンク時代とは違って、チーム強化は一筋縄ではいかないだろう。なにしろソフトバンクと中日は、何から何まで違うのだ。
そもそもFAなどの強化にかける費用は雲泥の差。施設や選手育成の充実ぶりにも大きな差がある。確かに采配は素晴らしいが、球団のバックアップがあってこそだ。
「いくら工藤監督でも、1年目から優勝争いをするチームに変えるのは至難の業でしょう」
それでも球団がチームを託すことを決めたのには、やむにやまれぬ事情がある。地元マスコミ関係者は、
「工藤監督が地元の出身だからです。名古屋市南区で生まれ、名古屋市市立高坂小学校、市立久方中学校で高校は名古屋電気高校(現・愛工大名電)で、甲子園のスターでもある。この経歴が大きくものを言っています。ある意味、親会社の販促要員の意味合いがあるからです」
販売エリアである岐阜の出身だったので…
中日新聞の発行部数は約161万部といわれているが、昨今の新聞離れの影響もあり、2010年頃の270万部から大きく落としている。名古屋生まれ名古屋育ちの工藤監督を起用することによって、部数減に歯止めをかける狙いはあろう。
「かつて高木守道監督を起用した際も、手腕もさることながら、高木氏が販売エリアである岐阜の出身だった。その岐阜の部数を増やす狙いがあったと聞いています。親会社が潤えば、強化費として球団に返ってくるでしょうし」(前出・地元マスコミ関係者)
親会社のプッシュがあろうとなかろうと、工藤監督が結果を出せばいいだけのこと。優勝請負人の手腕に期待したい。
(阿部勝彦)
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