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記事全文を読む→キングオブコント「ジェラードン優勝」は「ガチ審査」だった!CMスポンサー絡みの「逆忖度」は排除
コント日本一を決める大会に「大人の事情」は無関係だった。
10月17日に生放送された「キングオブコント2026」(TBS系)で、エントリー3445組の頂点に立ち、賞金1000万円を獲得したのは、吉本興業所属のジェラードン。アタック西本とかみちぃによる、結成19年目のコンビである。
トリオだった2021年以来、5年ぶりの決勝に進んだジェラードンは、ファーストステージで酔っ払いを演じる会社員のコントを披露。全身を使った笑いがウケにウケて671点で首位に立つと、ファイナルでも同じ671点を獲得し、合計1342点。2位の蛙亭に33点差をつける快勝だった。
「今年はジェラードンが頭ひとつ抜けていました。1本目で大きく笑わせて、2本目も全く勢いが落ちなかった。勝つべくして勝ったという印象です」
そう評するのはお笑い関係者である。
そしてネタの出来とは別に大いに気になっていたのが、大会スポンサーと西本のCM出演をめぐる「不都合な事情」だという。
西本は競合する「タウンワーク」CMに今田美桜と出演中なので…
「今大会の冠スポンサーは、求人サービスを提供する『求人ボックス』なのですが、西本は競合する『タウンワーク』のCMに出演中です。9月1日からは今田美桜と共演する新CMが大量に流されています。そのため、ジェラードンの決勝進出が決まった際、業界内では『さすがに優勝させられないのでは』という声がありました。優勝すれば、競合サービスのCMに出ている芸人を、大会の顔として大々的に取り上げることになるからです」(前出・お笑い関係者)
つまりスポンサーに気を使い、ジェラードンが不利な扱いを受けるのではないか、との「逆忖度」があるのではないか、との懸念があったというわけだ。
だが、審査員たちが選んだチャンピオンはジェラードン。お笑い関係者がさらに言う。
「完全に杞憂に終わりましたね。CMの競合関係にかかわらず、面白かったジェラードンがきちんと優勝した。ネタそのものを評価する『ガチ審査』を改めて裏付けた大会となりました」
大人の事情を吹き飛ばす、文句なしの戴冠となったのである。
(山倉卓)
お笑い業界とバラエティー番組の現場にネットワークを持つ芸能記者。自らも90年代から構成作家として活動している。
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