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記事全文を読む→阪神CS4連敗でコーチ陣が続々「退団・配置転換」異例の激動オフと藤川監督の「求心力問題」
球団史上初の連覇を達成しながら、まさかのCS4連敗となった阪神のオフが大揺れだ。藤川球児監督を支えてきたコーチ陣が続々と退団、もしくは配置転換が計画されている。
小谷野栄一打撃チーフコーチを皮切りに、2015年に就任して2023年の日本一では岡田彰布前監督のもと、三塁ベースコーチとしても貢献した藤本敦士野手総合コーチも退団することになった。
「球団は2コーチともに、来季の契約を結ぶ方針でした」(阪神担当記者)
相次ぐコーチ陣の退団で、藤川監督の求心力低下が露呈する状況になっている。特に小谷野コーチは、藤川監督が阪神からの監督就任オファーを受ける形で「力になってほしい」と自ら口説いて連れてきている。
2人は1980年生まれの「松坂世代」ということ以上に、藤川監督が評論家時代に同じ「野球観」があるとして、関係が強まった。
オリックス3連覇の打撃部門を統括した小谷野コーチが阪神へ「移籍」することに関し、多くのハードルがあったのは事実だ。球団は2023年の38年ぶり日本一の際に2軍打撃コーチとして前川右京ら若手育成で岡田阪神を支えた北川博敏コーチの1軍昇格を決めていたが、藤川監督による小谷野コーチの一本釣りを認めた形での入閣だった。
多方面でのコミュニケーション不足と采配面の指摘
藤本コーチは2015年に就任した2軍コーチを皮切りに、5人の指揮官の参謀役でもあった。
「フロントとのパイプ役であり、選手からの信頼がとても厚かった」(前出・阪神担当記者)
それが自らの意思で阪神を去ることになる。
就任1年目は9月7日に史上最速のリーグ優勝を決めた藤川監督だったが、多方面でのコミュニケーション不足、采配面での指摘を受けた。そこで今季、球団は監督経験がある和田豊ヘッドコーチの配置転換を行ったが、これも機能しなかったとして、来季は再び1・2軍の巡回コーディネーターへの配置換えが浮上している。
ライバル巨人のV逸シーズンは「ヘッドコーチが責任をとってクビになる」という伝統があるが、連覇を達成したにもかかわらず、これだけのコーチ陣の人事異動があるのは、極めて異例なオフといえる。
藤川監督はCS4連敗後に「悔しさをまた明日に生かしていかなければならない」と話した。相次ぐコーチ陣の退団に加え、チーム史上初の日本人三冠王・佐藤輝明が早期のメジャーリーグ移籍を見据えている。3年契約最終年の藤川監督には「長期政権」の声もあるが、今はそんな空気は全くない。
(小田龍司)
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