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記事全文を読む→【不可解ボクシング】井上拓真に負けた那須川天心が「WBAランキング8位⇒3位に上昇」で内藤大助が即ダメ出し「いや、おかしいでしょ」
ボクシング界で、納得しにくい「珍事」が起きた。
9月27日にWBC世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)に挑戦した那須川天心(帝拳)は、0-3で判定負け。ところがWBAではなぜか、ランキングが8位(6月度)から3位(9月度)に上昇するという不可解な現象が発生したのだ(WBC王座挑戦のため7月度、8月度はランク外)。
「上がるのは普通に考えて、おかしいんじゃないかなと思います」
ボクシング元WBC世界フライ級王者の内藤大助氏は、自身のYouTubeチャンネル「内藤大助のチャレンジします!」できっぱりと断言した。
そして内藤氏はWBAへの不信感をあらわにする。
「世の中ね、ぜんぜん公平じゃないわけですよ。不公平なところ、いっぱいあるわけですよ。いや、おかしいでしょ。忖度とかって言葉じゃないんですかね、っていうふうに思ってしまう。大手ジムにはそういうね、忖度があるんじゃないかな。チャンピオンには絶対なれないわけですから。チャンピオンに勝つか、王座決定戦でチャンピオンになるか。絶対に試合して勝たない限り、チャンピオンにはならないから」
内藤氏が異論を唱えた敗北後のランク上昇には、前例がないわけではない。
2025年5月24日、世界4団体スーパーバンタム級王者・井上尚弥に8回TKO負けを喫した挑戦者ラモン・カルデナス(アメリカ)は、WBOでは前回の10位から8位に上昇。2回に左フックで井上からダウンを奪ったことが評価されたとみられている。
那須川は7回に左ストレートで井上からダウンを奪っている。これが評価に繋がったのか……。
日本人世界王者のベルトを勝手に剥奪する騒動も
WBAはかねてから王座の乱発が批判の的となっている、問題の多い団体だ。スーパー王者、正規王者、暫定王者、休養王者……と、王者であるにもかかわらず、誰がNo.1なのか、まるでわからない。世界タイトルマッチを行う際の認定料をできるだけ稼ぐためのビジネスだとされるが、JBC(日本ボクシングコミッション)は、これに強い拒絶感を示している。
そこへ新たに那須川のランキング問題が加わった形だが、最近は負傷のため試合ができない堤聖也(角海老宝石)をバンタム級の休養王者に移行させる措置をとったかと思えば、わずか2カ月後に王座を剥奪する暴挙に出て、ランキング1位に「降格」させる騒動を起こしている。
迷走するWBAに内藤氏がダメ出しするのは当然のことなのである。
(所ひで/ユーチューブライター)
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