2018年に罰則が強化されるまで、金密輸はローリスクのおいしい商売だった。この“黄金期”に「香港ルート」で莫大な利益をあげたグループがあった。「週2回、ひたすら回し続けるんですよ─」。ボスとして暗躍した半グレ男が明かした驚きの手口とは?20...
記事全文を読む→高木瑞穂
香港から成田に戻る際、後輩が持ち込む金塊はバッグに入れたままだった。加工も偽装もない。99年の密輸グループが「タオルに包んで」持ち込んでいた手口と、本質的には変わらない。1回あたりの運搬量は4キロ前後。当時の金価格で約1600万円分にあたる...
記事全文を読む→14年4月、金密輸は爆発的に拡大する。消費税が5%から8%へ引き上げられたのだ。それだけではない。この頃、金価格はすでに1グラム4000円台に回復していた。1グラムあたりの利ざやが約320円。1キロなら32万円だ。99年の4万円とは、まるで...
記事全文を読む→かつて金密輸の利ざやは日韓の価格差や為替の動きに下支えされていた。しかし1989年に日本で導入された消費税が3%から5%、8%と引き上げられるにつれ、確実性の高い「儲け話」として広まっていく。密輸に携わった人物が当時を振り返った。金密輸、と...
記事全文を読む→25年12月の法改正では、密輸が発覚した際、税関長の権限で金そのものを没収できる仕組みが初めて導入された。「これまでは関税法違反で摘発して『密輸品である金』を押収しても、原則として罰金を払えば手元に戻ってくるケースがほとんどでした。没収の対...
記事全文を読む→調べると、密輸による金の「利ざや稼ぎ」は、消費税の引き上げ、そして金価格の高騰と伴走するようにして増加していた。潮目が変わったのは消費税が5%から8%に引き上げられた14年4月である。利ざやが増えたことで金密輸は爆発的に増えた。17年には摘...
記事全文を読む→ごく普通の主婦ら5人が金の延べ板30キロを密輸入した疑いで逮捕されたのは2017年。この密輸事件を題材に作られた映画が話題を集めているが、なぜ同様の犯行が繰り返されてきたのか。連載第1回では金密輸のカラクリと当局による規制の変遷を解説する。...
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