スポーツ
Posted on 2025年10月24日 10:45

ソフトバンク・王貞治会長は絶賛でも指摘される佐々木麟太郎の「3つの弱点」

2025年10月24日 10:45

 プロ野球ドラフト会議で最も大きなどよめきを呼んだのは、米・スタンフォード大学に所属するスラッガー・佐々木麟太郎が指名された瞬間だった。高校通算140本塁打という歴代最多記録を誇る怪物打者。まずDeNAが1位指名を公表し、12球団最後の指名順だったソフトバンクも勝負に出た。
 
 くじを引いたのは、ソフトバンクの城島健司CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)。「麻雀屋の息子に生まれた“運の力”が発揮できる」と意気込んだ城島は、見事に当たりくじを引き当てガッツポーズ。会見では「(王貞治会長から)『残りくじだから祈れ!』と言われていたんですよ」と満面の笑みを見せた。

 しかし、今回の指名はすぐに契約にはつながらない。

「日本の大学生と同じ扱いなので、交渉は来年5月以降しかできません。さらに7月にはMLBのドラフトもあり、アメリカ球団が指名すれば“日米の争奪戦”になる可能性があります。そしてソフトバンクは12球団で唯一、ポスティング制度によるMLB移籍を認めていない球団です」(プロ野球担当記者)

 そんな中、佐々木の評価は専門家の間で真っ二つに割れている。

 城島CBOや王貞治会長は「あの長打力は日本球界に必要」と絶賛。一方で、複数の球界OBからは「体重が増えすぎ」「内角球への弱さ」「走力と守備力の物足りなさ」と厳しい意見も聞かれる。

 ヤクルト関係者もこう語る。

「高校時代の村上(宗隆)の方が、走・攻・守すべてにおいて完成度が高かった。麟太郎は“当たれば飛ぶ”タイプですが、プロのスピードに対応できるかは未知数です」

 果たして、ソフトバンクが引き当てた“黄金のくじ”は吉と出るか、凶と出るか。来年5月から始まる交渉、そして7月のMLBドラフトが、佐々木麟太郎の進路を大きく左右することになる。

(小田龍司)

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