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Posted on 2026年07月07日 14:30

芦田愛菜どころではない…天才・永尾柚乃9歳の瀬戸内寂聴的「すごい語録」と「映画監督業」これでいいのか!

2026年07月07日 14:30

 かつての伊武雅刀じゃないが、私は子供が嫌いだ。街中で急に「キィーーー!」というあの大きな奇声が聞こえてくるだけで気分が悪くなる。昔は公共の場であんな声を出す子供なんていなかったはずだ。少なくとも私の記憶にはない。
「児童手当」にも反対だ。生まれてからずっと手当をもらい、守られることばかりに慣れた子供が大人になって「さあ、今日からはあなたたちが我々老人の生活を支えてください」と言われたって「知らないよ」と言い出すに違いない。で、闇バイトに手を染めて、年寄りの家を狙って金品はおろか命まで奪うのだ。ああ、恐ろしい。

 いやいや、こんなことを言うと「こいつヤバイな」みたいな顔で見られるのがオチなのだが。
 とはいえ、私も人の子。中には「可愛い」と思える子供もいる。挨拶ができて、無意味に騒いだりはしゃぐこともなく、物分かりがよくて、感情に激しく左右されず、それでも表情は豊か。そんな子供なら大歓迎だ。

 例えば子役時代の芦田愛菜ちゃんなんて、私でも「可愛いな」と思ったもの。当時、彼女に対しては「あんなの子供らしくない」とか「周囲の大人の作為を感じる」なんて声もあったけど、それでも私にとっての理想の子供は今も昔も芦田愛菜だ。

 その芦田愛菜をも「越えた」と称賛され、「天才子役」の称号を与えられているのが永尾柚乃だ。2023年のドラマ「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)で大ブレイク。ドラマやCMの演技だけでなく、バラエティー番組での受け答えも完璧にこなす。まだ9歳というのだから、驚きを通り越して、うすら怖さすら覚えるのだ。

「私は言霊を大事にしてます」

 7月5日の「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)に出演した際には、初っ端から「(夏休みの宿題は)最初の2日で(終わらせる)」と話して驚かせる。毎年8月31日に泣きながら「必死のパッチ」でやっていた私とは大違いだ。

 その後も、驚きの語録は続く。
「私は言霊を大事にしてます」
「未来は変えれるけど、過去は変えれないから。未来を変えるためには今から頑張らなくちゃ」
「『人間、一人じゃ生きていけない』っていうじゃないですか。私もいろんな方に助けられて、こうやってすごく幸せなんだなって」
 樹木希林か瀬戸内寂聴か、といった発言を連発するのだ。
 さらには2027年公開予定の映画「リタ」で監督デビューまでする(主演、脚本、編集も担当)というのだから、もはや「子役」というカテゴリーすら超越している。

 凄いことは間違いないけど、ここまで来るとさすがにもう…。これはもしかしたらあの頃、「芦田愛菜が鼻に付く」と言っていた人達と同じ感情なのだろうか。だとしたら悪いのは周囲の大人たちで、「子供達を責めないで」(伊武雅刀)って話かもしれない。それでもやっぱり、私は子供が嫌いだ。

(堀江南/テレビソムリエ)

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