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記事全文を読む→これでいいのか!? プロ野球CSで巨人が泣かされた「下剋上の屈辱No.1球団」悲史
いよいよクライマックスシリーズ(CS)が、10月11日から始まる。毎年この時期になると議論になるのが、下位チームによる「下剋上」問題だ。短期決戦の勢いで強豪を倒すドラマ性はあるものの、半年かけて積み上げたペナントレースの成果が一瞬で覆る仕組みに、複雑な思いを抱くファンは少なくない。
今季3位の巨人は、まさにその下剋上を狙う立場にある。しかし歴史を振り返ると、巨人ほどCSに泣かされてきた球団は珍しい。CSがセ・パ両リーグで導入された2007年、巨人は初年度からリーグ優勝しながら、CSでは2位の中日に3連敗で敗退した。翌2008年には制度が改正され、優勝チームに1勝のアドバンテージが与えられるようになったものの、それでも巨人の苦戦は続いた。
2007年から2024年までに巨人がCSへ出場したのは計12回。そのうち日本シリーズ進出は5回、敗退は7回だ。リーグ1位でCSを落としたのは2007年、2014年、2024年の3回であり、これは12球団最多の記録である。
セ・リーグ全体で見ても下剋上は4回しか起きていないが、そのうち3回の相手が巨人というのは皮肉な事実だ。どれほどシーズンを制しても、10月の短期決戦で一瞬にして流れが変わる。巨人ファンにとってCSは、常に不安と隣り合わせの舞台といえる。
一方でCSは球団にとって興行の柱となり、シーズン終盤まで楽しめる恒例イベントとして定着した。かつては優勝が決まった瞬間にシーズンが完結したが、今はCSを挟むことで、ペナントと日本シリーズが別モノのように切り離されている。結果として、優勝の価値そのものが希薄になってきたのは事実だ。
それでもペナントレースでの激しい戦いを経てこそ、日本シリーズは本当の輝きを放つ。優勝チームが王者の誇りをかけてリーグ代表として戦うことが、本来あるべき姿ではないか。
長いシーズンを戦い抜く力と、短期決戦の勢い。その両方がぶつかるこの秋、巨人の戦いがあらためて「真の王者」とは何かを教えてくれそうだ。
(ケン高田)
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