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Posted on 2026年07月16日 11:15

【サッカーW杯決勝】アルゼンチンのメッシが連覇すれば笑いが止まらないのはアメリカだった

2026年07月16日 11:15

 サッカー北中米ワールドカップ準決勝のアルゼンチン×イングランド(日本時間7月16日未明)は、アルゼンチンが2-1で勝利した。後半40分までリードされていたが、そこから主将のリオネル・メッシが2アシストのミラクルプレーを決めて、土壇場での大逆転となった。これであの、マラドーナも達成できなかった、史上3カ国目のW杯連覇に、メッシが王手をかけたことになる。

 W杯で連覇を達成したのはイタリア(1934、1938年)、ブラジル(1958、1962年)だけ。64年ぶりとなる大快挙達成まであと1勝だ。
 決勝戦まで進んだメッシに笑いが止まらないのは、
「私はメッシのプレーを見てから、サッカーに恋をした」
 と公言する国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長だけではない。メッシが所属する米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミもそのひとつだ。

 メッシはクラブからの年俸37億円を含む、年間報酬は100億円以上。41歳までの現役続行を既定路線とした契約になっている。インテル・マイアミとは2023年7月15日に契約。昨年10月に2028年までの契約延長を決めている。
 そのオプション契約のひとつとして、引退後にインテル・マイアミの共同オーナーになる権利を持っている。内向的な性格で今大会でも一切、報道陣にコメントしていないメッシは、監督業にはまるで関心がない。

メッシを5年かけて口説き入団させたのはベッカムだった

 実は同クラブの共同オーナーには、元イングランド代表のデビッド・ベッカムがいる。アルゼンチン戦では後半10分、イングランドの先制ゴールに夫婦揃って絶叫する場面をテレビ映像で抜かれていたが、メッシをインテル・マイアミに入団させたのが、ほかならぬこのベッカムなのだ。2人の「相思相愛ぶり」は有名で、
「ベッカムはメッシの入団交渉を、2019年から5年かけて口説いていた」(現地で取材するサッカーライター)

 インテル・アイアミはベッカムとメッシという世界の二枚看板を手に入れた。アメリカは野球やアメフトに押される形でサッカー後進国と思われていたが、1996年にプロリーグMLSの誕生、2023年のメッシ移籍、そして今年のW杯開催と進化し、代表チームはベスト20に入る実力をつけてきた。

 MLSは詳細な決算こそ発表していないが、年間3000億円以上の売り上げがある超ビッグリーグになった。1993年にスタートしたJリーグは2000億円台。メッシがW杯連覇を達成すれば笑いが止まらないのは、やっぱりアメリカだった…という全てが丸く収まるシナリオが見え隠れしているのだ。

(小田龍司)

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