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記事全文を読む→サッカーW杯「ポルトガル劇的勝利」でも「41歳クリスティアーノ・ロナウドを外せ!」「スペインには通用しない」大合唱
サッカー北中米W杯で、グループ2位で決勝トーナメントへ進出したポルトガルのエースストライカーは、41歳のクリスティアーノ・ロナウド。3試合でロナウドは2ゴールを決め、前人未到の「6大会連続ゴール」を達成した。
そして日本時間7月3日に行われたクロアチア戦。ポルトガルは後半に先制を許したが、ロナウドがPKを決めて同点に。さらに終盤、ロベルト・マルティネス監督がロナウドを下げてゴンサロ・ラモスを投入すると、後半アディショナルタイムにラモスがラファエル・レオンのクロスを頭で合わせ、劇的な決勝点を奪った。
ポルトガルは2-1で勝利し、ベスト16進出。ロナウドは6大会目にしてW杯の決勝トーナメントでの初ゴールを決めたのだが、自国メディアやファンの間からは勝利の喜びと同時に「ロナウドを使い続けるべきなのか」という声が一気に広がっている。
サッカージャーナリストが解説する。
「ロナウドは結果を残していますが、ネックとなっているのがチーム全体の設計です。ロナウドが最前線にいると、前線からの守備や裏へのスプリントを動かす連動性が、どうしても弱くなるんです」
不要論の最大の根拠になっているのは、先に挙げたラモスの存在だ。パリ・サンジェルマンに所属する24歳のストライカーは、2022年カタールW杯のスイス戦でハットトリックを達成し、次世代のエースと目されていた。ところがロナウドが優先されることで、今大会では出場時間が限られている。
結局は「ロナウドに合わせるサッカー」になってしまっている
サッカージャーナリストがさらに言う。
「ラモスなら前線から走れるし、レオン、ブルーノ・フェルナンデス、ベルナルド・シウバらのスピードや創造性をより生かせます。今のポルトガルはタレントが揃っているのに、結局は『ロナウドに合わせるサッカー』になってしまっている」
クロアチア戦においてラモスが決勝点を取ったことで、いよいよ「ロナウドよりラモスを先発で使え」との意見が支配的になってきたのだ。
次戦は優勝候補スペインとの大一番だが、
「ポルトガル国内で言われているのは『世界のトップ相手だと、ロナウドありきの戦術は通用しない』という見方。少しでも勝つ確率を上げたいのなら、ロナウドを使っている場合ではない、というわけです」(前出・サッカージャーナリスト)
スーパースターを外す決断が迫られている。
(川瀬大輔)
1977年生まれ。国内外のビジネス、スポーツ、政治、社会問題を取材するフリー記者。
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