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記事全文を読む→サッカーW杯中継「各局テレビ視聴率」どうだった!? 本田圭佑の起用が明暗を分けた「フジテレビのひとり負け」大誤算
国民的熱狂イベントとなったサッカーW杯の、日本代表戦のテレビ視聴率は、それぞれどうだったのか。日本は決勝トーナメント初戦でブラジルに敗退したが、グループリーグ3試合を含めた推移を整理してみたい。
グループリーグ最初のオランダ戦はNHKが中継して、27.1%の滑り出し(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。第2戦のチュニジア戦は、日本テレビが中継して30.2%だった。そして第3戦のスウェーデン戦は再びNHKの中継で35.0%と、試合ごとに右肩上がりだった。日曜昼のチュニジア戦以外は平日早朝や出勤時間帯の試合開始だったが、視聴意欲は下がらなかったようだ。
では決勝トーナメントのブラジル戦はというと、フジテレビで6月29日深夜1時30分からの放送(試合開始は2時)だったが、一気に15.9%に下がってしまった。深夜帯にしてはかなりの高視聴率といえるが、1998年のフランス大会以降のW杯日本戦ではワーストの数字だった。
フジテレビ関係者が嘆く。
「もしグループリーグで日本が敗退していたら、ウチだけ日本戦の中継がなかったことになる。それではW杯の放送権を買った意味がなかったが、なんとか1試合は中継できました。とはいえ、思ったほど視聴率が伸びなかったことなど、誤算だらけでしたね」
確かに前3戦に比べると、負ければ終わりの決勝トーナメントにしては低い数字だったが、すっかり視聴率を「食われて」しまっていたのだ。
「初戦から元サッカー日本代表・本田圭佑の、素人目線での奔放な解説が大好評だった。グループリーグ3戦はいずれも本田の解説で、多くの視聴者を取り込みました。その本田はブラジル戦をNHK BSで解説。一方、フジテレビはいずれも元サッカー日本代表の小野伸二氏をメイン解説に、柿谷曜一朗氏がメインナビゲーターだった」(サッカーライター)
テレビ東京に大差を付けられての最下位惨敗
その結果、視聴者数はフジテレビが940.8万人で、NHK BSが906.4万人。BSは視聴率に換算するとフジテレビと同じ15%ほどで、本田の人気の高さをうかがわせた。
「もしフジテレビが本田を起用できていれば、視聴率は少なくとも20%台後半に達していたのでは」(スポーツ紙記者)
試合は日本が先制点をあげたものの、サッカー王国ブラジルが底力を見せ、後半アディショナルタイム残り1分で逆転。日本代表の終戦となった。
フジテレビは勝利した場合を想定してか、午後7時から「FIFAワールドカップ日本代表激闘のすべて!生放送SP」と題する2時間特番を放送したのだが…。
「日本の負け試合をじっくり見たい、という視聴者は少なかったようで、世帯視聴率は3.4%。民放キー局の同時間帯の番組では、テレビ東京にも大差を付けられての最下位でした。すっかり裏目に出てしまいましたね」(前出・フジテレビ関係者)
絶妙で刺さる「本田節」の有無が明暗を分け、フジテレビの「ひとり負け」に終わってしまったのである。
(高木光一)
アサ芸チョイス
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