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記事全文を読む→【アジア大会の舞台裏】女子マラソン銅メダル・矢田みくにが「柔道転向」宣言した「ゴロンと一回転」転倒ハプニング
開催中の愛知・名古屋アジア大会は、1994年の広島大会以来32年ぶりとなる日本開催。
銅メダルを獲得した女子マラソン日本代表・矢田みくに(エディオン)の口から、まさかの異業種転向宣言が飛び出した。いわく、
「生まれ変わったら柔道しますね」
これはレース後にYouTubeチャンネル「大阪国際女子マラソン【公式】」で語られた衝撃発言だが、9月26日の女子マラソンで高橋尚子以来(1998年・バンコク大会)28年ぶりとなる金メダルは逃したものの、矢田は2時間27分56秒で堂々の銅メダル獲得。実はレース中盤の22.2キロ付近で、アクシデントに見舞われていたのだった。
先頭集団後方を走る矢田。前を行くバーレーンの選手が突如として倒れ込み、これに巻き込まれる形で転倒してしまったのだ。その瞬間のことを矢田は、
「またかっていう気持ち。今年、日本選手権5000メートルで出場したんですけど、その時も開始3歩くらいでコケて、またかっていう気持ちはあったんですけど、そこはできるだけポジティブに捉えて。日本選手権と逆側の転び方だったんで、『整った』と思うようにして走りました」
整った……つまりは左右のバランスがとれたというジョークを交えて前向きに語ったのである。
「陸上競技の格闘技」経験が生み出した精神力
転倒時の痛みは引きずらなかったのかについては、
「ないです。大丈夫です。受け身がプロらしくて……」
そしてここで口をついて出たのが、冒頭の「競技転向」のセリフだったのである。
転倒時のVTRを確認すると、前方に手をつくように倒れ込むバーレーンの選手にぶつかるするのを回避するように、矢田は左側にゴロンと一回転している。まさに「受け身のおかげ」か。
矢田が中学時代に専門としていた800メートル走は、激しい位置取りや体の接触があることから、「陸上競技の格闘技」と呼ばれるトラック種目だ。これが逆境に負けない強い精神力を生み出した礎なのだろう。
ちなみに800メートル走の日本勢では、今大会新記録で制した落合晃(駒澤大学)、惜しくも4位でメダルは逃したが、今後に期待大の久保凛(積水化学)といった「格闘家」がいる。
(所ひで/ユーチューブライター)
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