芸能
Posted on 2026年09月30日 21:00

「クロスバー直撃」電撃解散!仲間芸人が独占告白する「売れそうで売れなかった」不運と「松本人志騒動」

2026年09月30日 21:00

 お笑いコンビ「クロスバー直撃」の前野悠介と渡邊センスが9月30日をもって解散すると発表した。
 渡邊はSNSで「少し前に2人で話して出した結論です」と説明。2人とも芸人を続け、前野は10月1日から「ずいぶん前野」に改名するという。

 養成所NSC(吉本総合芸能学院)大阪校の同期だった2人は、2004年4月にコンビを結成。段ボールなどで作った小道具を駆使する独創的なネタで、お笑いファンの支持を得た。
 2016年には「オールザッツ漫才」で優勝し、2019年に前野が「R-1ぐらんぷり」決勝に進出。全国区への飛躍が期待されながら、大ブレイクには届かなかった。

 その歩みについて、2人と親しい中堅お笑い芸人は、
「仲間内では折り紙付きの実力でしたが、不運が重なってしまった」
 と惜しむのだ。何かといえば、
「東京進出は2020年4月。さあこれからという時期に、コロナ禍が重なったんです。大阪で積み上げた実績を東京の仕事につなげたいのに、舞台も収録も思うようにできない。腕を見せる機会そのものが限られてしまった。この時は周囲から『クロスバー直撃という芸名からして縁起が悪い』とイジられてましたよ」

「自分と一緒だと前野がテレビに出にくいだろう」という配慮

 さらに2024年、松本人志の飲み会をめぐる週刊誌報道が、渡邊を直撃する。中堅芸人がさらに言う。
「渡邊は当時、メディアの仕事が放送見送りやキャンセルになったとYouTubeなどで明かしていましたが、片方の露出が減れば当然、コンビで売り出す機会も失われる。笑いの実力とは別のところで、また足を止められた格好でした。前野は渡邊の潔白を信じていて、この騒動の間もコンビ仲が良好だったのが救いです」

 渡邊が週刊誌の発行元を訴えた裁判では昨年11月、東京地裁が220万円の賠償を命令。その後、出版社側は控訴せず決着した。
「勝訴の報道まで追わず、騒動で名前を見たという印象だけが残っている人もいるでしょう。裁判に勝ったからといって、失った時間もイメージも戻ってくるわけではない。今回の解散は『自分と一緒だと前野がテレビに出にくいだろう』という渡邊の配慮が大きい。2人とも全国区で売れるだけの腕があるので、今後のピンでの活躍に期待しています」(前出・中堅芸人)
 今度こそ、クロスバーに阻まれず、豪快なゴールを決めてもらいたい。

(山倉卓)
お笑い業界とバラエティー番組の現場にネットワークを持つ芸能記者。自らも90年代から構成作家として活動している。

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