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記事全文を読む→また巨人が「強奪」準備…広島が「主力供給工場」になった「床田寛樹と森下暢仁」FA権行使をめぐる「大型契約」
巨人が広島・床田寛樹の国内FA権行使に備え、出来高込みで4年16億円を超える大型契約の準備を進めていると報じられた。同じく広島でFA権を持つ森下暢仁も、調査対象に入っているという。CSでDeNAに敗退した翌日の10月12日、早くも補強の動きが表面化した。
広島の主力が巨人へFA移籍した例は、過去にもある。1994年オフに川口和久、1999年オフに江藤智、2013年オフに大竹寛、2018年オフに丸佳浩。先発の柱から主砲まで、同一リーグから4人が抜けていった。今回の調査報道にも「強奪」の感が漂う。広島からすれば、育てた主力をまた失いかねない局面が続いているわけだ。
近年はオリックスも、広島の主力を取り込んでいる。西川龍馬が2023年オフ、九里亜蓮が2024年オフに移籍しており、今オフは床田のFA宣言に備えて調査を進めている。
オリックスは今季、宮城大弥と山下舜平大が手術後に離脱し、アンダーソン・エスピノーザの去就は不透明で、先発投手の補強が急務だ。床田が宣言すれば、両球団が競合する可能性はあろう。
Aランクの2人を両獲りなら巨人が払う代償は…
両投手を獲得する場合、資金だけでなく制度上の壁もある。FAランクは移籍元球団の日本人選手の年俸順位で決まり、1~3位がAランクとされる。
公表された推定年俸を見ると、広島の日本人選手上位は大瀬良大地と森下が2億円、床田が1億8500万円、栗林良吏が1億8000万円の順で、森下と床田はいずれも上位3人に入るAランクとみられる。他球団のA、BランクFA選手の獲得は原則として2人まで。両獲りとなれば枠を使い切り、さらに広島への補償が必要になる。金銭のみか、選手1人と金銭を受け取るかは広島側が選ぶ。資金、獲得枠、補償と巨人が払う代償は三重になる。
床田と森下は残留を含め、これから判断する段階にある。過去4人がFAで巨人へ移り、近年は西川と九里がオリックスへ移った広島にとって、先発の両輪を引き留めるための交渉は、これから本番を迎える。しかし、巨人が準備した年俸との差は歴然だ。それが床田と森下の決断にどう影響するのか。
(ケン高田)
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