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記事全文を読む→【CSファイナルステージ第1戦】DeNAが阪神に完封勝ちして「過去の記録」を見たら「そのまま日本一になる」って!
甲子園球場で行われた10月14日のCSファイナルステージ初戦で、DeNAは阪神に2-0で完封勝ちした。阪神の7安打に対してDeNAの安打は3本だけで、得点は宮﨑敏郎の適時打と佐野恵太のソロ本塁打による2点だった。
先発投手の平良拳太郎が5回2/3を無失点に抑え、救援陣も阪神に得点を与えなかった。巨人とのファーストステージを2-1、4-1で連勝しており、CSの3試合での失点はわずか2にとどまる。
大量点で押し切った試合はひとつもない。短期決戦で突然強くなったように見えるが、DeNAが勝ち始めたのは、実はCS開幕よりはるか前だ。
DeNAは6月に4勝15敗と崩れ、借金15を抱えて7月を迎えた。そこから72試合で44勝27敗1分、貯金17を積み上げ、勝率は6割2分に達した。同じ7月以降の成績を他の5球団で集計すると、リーグ優勝した阪神が貯金10、巨人が貯金6で、残る広島、ヤクルト、中日はいずれも借金だ。DeNAの貯金17はセ・リーグで最も多い。CSの連勝は、夏から続く好調の延長上にあるのだ。
戦力の中身も前半戦とは変わった。野手では6月に加入が決まったヘラル・エンカーナシオンが7月2日に1軍へ合流し、64試合で打率2割9分3厘、11本塁打、39打点を記録した。DeNAが借金15から巻き返しに転じたのは、エンカーナシオンが合流したこの時期だ。
投手陣では5月のトレードで入団した尾形崇斗が先発ローテーションに定着し、移籍後は先発を中心に18試合に登板して7勝3敗、防御率3.29。チーム防御率は開幕から6月末までの3.71から、7月以降は2.85に改善されている。
ファーストステージ初戦からの3連勝はこれで6例目
勝ち試合を締める役割も固まった。ショーン・レイノルズは7月5日のヤクルト戦で来日初セーブを挙げ、以降は抑えに定着。今季は62試合で17セーブ、30ホールド、防御率1.59だった。相川亮二監督は、9回から逆算して継投を組めるようになったことを、巻き返しの要因に挙げている。
この3連勝には、気になる過去の記録がチラつく。プレーオフとCSを通じて、ファーストステージ初戦から3連勝したチームは、今回のDeNAが6例目。過去の5チームは全て日本シリーズに進出し、2014年の阪神を除く4チームが日本一になった。2024年のDeNAもその1チームに入る。
過去の結果が今年も再現されるとは限らないが、ファーストから計3試合で失点が2にとどまっている事実は、今年のチームの地力を示している。
3位からの挑戦だが、この順位には6月末までに抱えた借金15が含まれている。甲子園に乗り込んできたのは、夏から3カ月以上、セ・リーグのどの球団より多くの勝ち星を積んできたチームなのだ。
(ケン高田)
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