秋風が心地よく吹き抜け、家飲みが一段と楽しくなる10月。仕事終わりの晩酌や週末のリラックスタイムに「いつもとはひと味違う、極上の酒の肴を楽しみたい」と思ったらどうするか。もちろん酒場へ繰り出すのも悪くないが、自宅のキッチンで手軽にプロ顔負け...
記事全文を読む→【サイバー攻撃の暗部発覚】「安い!早い!野放し!」悪質中国製AIが食い荒らした「日本企業80社」素人ハッカーでも簡単操作
世界中で個人情報の流出が相次ぎ、日本企業が狙い撃ちにされる中、被害企業から依頼を受けたセキュリティー企業「GMOサイバーセキュリティbyイエラエ」が、国内への不正アクセス事案について発表。同社のブログで、中国のエンジニアが開発したAIエージェント「ARTEX」が使用されていたことを確認したという。
同社は9月18日から1カ月間にわたり、国内企業への攻撃で使われた海外の公開サーバー6台を特定。解析すると、いずれからもサーバー上で「ARTEX」の痕跡が見つかり、少なくとも国内約80社への攻撃に使用された可能性が浮上している。
ITジャーナリストが解説する。
「人が質問を投げかけてAIが回答するという生成AIに対し、AIエージェントというは、質問の目的を理解して自律的にタスクを分解し、課題を解決するソフトウエア。しかもARTEXは元々、防御側(ホワイトハッカー)が自社の穴を探すために作ったツールであるため、最初からシステムの穴を探し、攻撃プログラムを送り込んで安全性を確認するという動作が、プログラム内に組み込まれている。それが巧みに利用されているのです」
通常、「ChatGPT」などの主要な生成AIには、犯罪やハッキングの指示を拒絶するガードレール(倫理的規制)が厳格に組み込まれているため、ユーザーが危険な指示をしても「危険なことはできない」と応じる。
ところがARTEXはオープンソースでダウンロードが可能なため、ガードレールを解除・回避するよう設定された外部モデルと連携して動かせば「攻撃や侵入のコードを自動生成しろ」という命令を、AIがそのまま受け入れて実行することが可能となる。
AI開発やセキュリティー研究の世界では、プログラムの設計図(ソースコード)を共有サイトに公開、誰でも制限なくダウンロードできるが、途中で開発者がソースコードを削除・非公開にしても、一度ダウンロードすれば改変は可能。それが闇市場やハッカーコミュニティーに流出しているというのだ。
人間の介在をほとんど必要としない
そうした危険な中国製AIが、圧倒的な低コストで急速に世界に普及。技術を持たない素人ハッカーでも「ネット上を自動で偵察し、侵入して情報を奪え」とAIに命じるだけで、完全自律型の高度なサイバー攻撃が簡単に仕掛けられるようになってしまった。
情報セキュリティーの専門家が警鐘を鳴らす。
「従来のサイバー攻撃は、ハッカーが手作業で相手企業の脆弱性を探し、攻撃コードを打ち込んでいました。しかしAIエージェントは、人間の介在をほとんど必要としない。しかもネット上の企業システムを24時間体制で監視し、極小の脆弱性をを自動で見つけ出します。そして穴が見つかった瞬間に、最適な侵入プログラムをAI自ら生成して実行し、データ持ち出して自動で外部へ転送します」
GMOの発表でも、1台の攻撃インフラから日本企業約20社が標的とされていたことが判明しており、
「AIを用いて特定の国や業種を効率よく攻撃する手口が常態化しつつあります」(前出・情報セキュリティーの専門家)
デジタル庁の流出事故に始まり、名だたる日本企業が次々と狙われる中で解き放たれた「歯止めが効かない悪魔」。この瞬間も、我々の個人情報を脅かし続けている。
(灯倫太郎)
アサ芸チョイス
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