もはや何のためのチャリティーマラソンなのかわからない？
ANZEN漫才のみやぞんが、8月25日から26日かけて放送された日本テレビの夏の風物詩的番組「24時間テレビ41」で、番組初の試みである24時間トライアスロンチャレンジをみごと成功させた。
例年まではチャリティーランナーに選ばれた芸能人がマラソンを走っていたが、今年、ランナーに抜擢されたみやぞんはマラソンだけでなく水泳、バイクを加わえた史上最も過酷なトライアスロン形式での挑戦となった。みやぞんは番組放送開始前の25日正午にスイムをスタート。休憩を挟みながら33時間かけて総距離161.55キロの道のりを無事、ゴールしている。しかし、異例な形でのチャレンジということに、視聴者からは「休憩を入れてまで、33時間もトライアスロンをさせる意味がわからない」「みやぞんが頑張ってるんだからせめて放送内でやってあげるべきでは？」「ただただ、みやぞんが可哀想」「もう若手芸人に無理させるのやめたら」など、否定的な意見も多数見られている。
「史上最も過酷なチャレンジをするだけに、せめてスタート時ぐらい生放送内で放送するべきだったのではとも思ってしまいます。そもそも33時間もかけてトライアスロンをさせる意味もわかりません。みやぞんの身体能力の高さを加味してのトライアスロン形式の導入でしょうが、昨年、放送日当日にマラソンランナーであることを発表されたブルゾンちえみといい、無理難題をふられてしまう若手芸人が気の毒ですね」（エンタメ誌ライター）
もともとマラソン企画自体に賛否が分かれているが、せめて芸人に無理をさせてまでマラソンの内容にひねりを入れるのではなく、普通のマラソンでも人選を工夫するなどしてくれたほうがまだ批判の声もやんでくるのでは？
（佐伯シンジ）
